ストレッチしなくても前屈はできるようになります。

小泉です。

前屈
前屈動作から、その人のさまざまなカラダの状態を見ることができます。

前屈は、つまさきに届くかどうかを合格ラインにしています。

前屈が正しくできるメリット


・股関節の可動域が上がる
・腰痛や肩こりの解消になる
・呼吸がラクになる
・スポーツパフォーマンスの向上
・障害予防
・代謝の向上

前屈が正しくできないと起こるデメリット


では、不合格だとどうなるのでしょうか?

筋トレを行える種目が、限られてしまいます。

正しくない動作に、負荷をかけられないからです。

特にスクワット。

足利市筋トレジム
スクワット動作は、日常でも「立つ・座る」動作に似ています。

つまり、筋トレをしない人でも、毎日何回かはスクワット動作をしていることになります。

正しくない動作を繰り返すと、その動作のパターンが固定してしまう。

脳は正しいかどうかの判断ではなく、やりやすいかどうかで判断する。

なので、自分で動作のエラーに気づくことは、ほとんどありません。

あるとすれば、腰痛・肩こり・股関節痛に首の痛み・背中痛と、カラダに不調が起き始めてから。

そうならないためにも、1つの目安として使うことができます。

専門家でなくても、カラダにリスクがあるのかないのかはわかります。

この記事では、前屈動作の改善についてお話していきます。

股関節が硬いから、前屈ができないわけではない


前屈が硬いとなると、股関節の硬さをみます。

ハムストリングス(以下ハム)、太ももの裏側をストレッチしますよね。

前屈
こんな感じで。

私も以前はこのような方法をしていました。

しかし、ハムをいくらストレッチしても前屈が改善しない人もいたのです。

そもそも、なぜハムが硬くなるのか?


前屈するときには写真の矢印の方向に、お尻が後方にシフトしないといけません。

そうでないと、カラダが前方に倒れてしまうから。

脳はバランスが崩れることを、ものすごく嫌がります。

重心位置が崩れることは、もともと脳にはプラグラミングされていないので、脅威に感じるのです。

だから、ふくらはぎやハム、股関節を使ってバランスが崩れないように固定するのです。

いわゆる、脅威から守るために行っている。

ストレッチをしてしまうと、より脅威を感じてしまい、さらに固めてしまうのです。

皮肉なことにストレッチをすればするほど、カラダは硬くなるのです。


前屈という動作をカラダがわかっていない。



写真のように、すぐに動作を修正できれば特に問題はありません。

意識すれば改善できる程度であれば、どの動作であっても「できている」と解釈できます。

しかし、ほとんどの人は頭でわかっていても、カラダはその通りには動いてくれません。

なぜなら、前屈という動作パターンを理解していないからです。

ここから動作のパターンを「再学習」していく方法をご紹介します。

ヒップヒンジ@よつばいエクササイズ


ここで「再学習」しているのは、子供のころであれば誰しもができていたからです。

幼少期の運動能力は、他の子供と比べてもそんなに差はありません。

差が出始めるのが、小学校に入学したくらいから。

自我が芽生え始めるので、意識して動作をしだすのです。

もともとできていたことを、再度やるので「再学習」としています。

そんなときによく使うエクササイズがこれ。


1:よつばいになって、お尻をかかとに近づける。
2:スタートポジションに戻る


これだけです。

よつばい姿勢でのエクササイズは、四肢が安定しているので動作のエラーが起こりづらい。

ヒップヒンジ@フロントプッシュ



よつばいで動作の感覚をつかんだら、次は立って行います。

前屈をするときに、腕を前へならえのように前方へ伸ばします。

こうすると、バランスを取るために、お尻の位置が勝手に後方へシフトします。


同じ理屈で、重いモノをカラダの前で持つ方法もあります。

そこから、前へならえをする。

バランスを取るために、カラダは自然と無意識に正しい動作をするようになるのです。

チューブを使ったRNTエクササイズ


Reactive Neuromuscular Training 反応性神系筋トレーニング。

英語が苦手です^_^;

わかりやすくすると、「間違いを強調させるトレーニング」とでも言いましょうか。


写真のように、チューブで間違った方向へ導きます。

導かれてしまうと、バランスを崩して前方へ倒れるので、倒れないように自分で微調整をしていく。

動作の間違いに気づけるのと、どうやったら直せるかが自然と身につきます。

動作の修正はシンプルな方法で


動作は感覚で覚えて、無意識に改善するもの。

感覚に訴えかけるやり方の方が、改善しやすいのです。

運動が苦手な人に、下手に情報を与えすぎるとうまく処理できない。

かえって動作を行えなくなるというデータがります。

わかりやすく伝えようとすると、情報が多くなってしまう。

これは逆効果。

なるべくシンプルな指示の方が伝わりやすいのです。

ガブリエルウルフの「注意と運動学習」という著書にも書かれています。

このあたりは、私の課題でもあるので、今後もっと理解を深めていかなければならない分野です。

まとめ


・動作は柔軟性の総和ではない。
・柔軟性と言葉を使っているとしたら、まだこの世界が平らであると言っているようなモノだ。

このようなことを言う学者もいます。

可動性と言うより、柔軟性と言った方が伝わりやすいこともあるので、私は柔軟性ともいいます。

ただ、ストレッチだけで何でも解決できるとは思っていません。

カラダは複数の筋肉が連動して動きます。

1つの筋肉をストレッチしても、安易にすべてが解決できると考えるのはどうかと思います。

私自身もそれで失敗をしてきてますので。

人のカラダは教科書通りには行きません。

やってみないとわからないことたくさんあります。

自分に合う方法を、こちらでいっしょに探して行けたらと思っています。

ゆがみ解消ストレッチ&ボディメンテナンスコース



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小泉 智明
栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川などで、個別指導・集団指導含めて、これまでの指導人数は1000人以上。 10キロ以上のダイエット指導や、自立神経の乱れによる体調不良の改善など実績多数。 体軸の確保をベースに、カラダをエネルギー体の観点からも調整しています。 エステや美容室や介護施設やダンススクールなどの、他業種の方にも出張して運動指導をしています。 プライベートでは、「自由気ままなライフスタイル」をテーマに、ふらっと1人旅に出たり、カフェで読書したり、フットサルをやるなど多趣味で充実した日々を過ごしています。 ⇒プロフィールはこちら

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