小泉です。
3~4月のこれからの時期は、季節の変わり目と言うこともあり、特に自立神経が乱れやすいです。
寒い季節から暖かい季節に変わるタイミングが最も多く、心療内科を受信される方も増えるのだそう。
そのせいもあってか、花粉症などのアレルギーも出やすくなります。
そこでパーソナルトレーニングでは、エクササイズで自律神経を整えるアプローチも取り入れています。
目次
自律神経が乱れると、体軸がブレるのでカラダがゆがみます。

カラダのゆがみを筋肉の反射でチェックします。
チェックするとわかりますが、自律神経が乱れるとカラダの状態が常に変化する。
神経筋統合不全、スィッチングというやつです。
ゆがみの状態も常に変化すると言うこと。
この状態では、すべての筋肉が正常に働かないので、まずは身体を調整するところから始めます。
自律神経の乱れは、自覚できないこともある。
多かれ少なかれ、カラダにはゆがみがある。
そういった前提でアプローチしてます。
自律神経の乱れを自覚できていない人も多くいます。
例えば、以下の症状は自律神経の乱れが影響しています。
・呼吸が浅くなる
・胃腸が弱くなる
・メンタルが不安定になる
・疲れやすくなる
・肩こり腰痛が気になる
この記事でお伝えしたいのが、ゆがみが絶えず変化してしまうと対処のしようがないのです。
なので、まず自律神経の乱れをコンディショニングして調整します。
筋トレで鍛えて、自律神経の改善をする。

呼吸も乱れてますので、カラダが思うようにコントロールできないのです。
だから、この状態ではエクササイズをできません。
初回でいらっしゃる方の8割は、この状態ですので自分でなんとかできないのもうなずけます。

自律神経が乱れると、筋肉も緩むのでスクワットなどの、多関節運動で引き締めていきます。
自律神経が乱れる原因は!?
原因としては、ヒトやモノの影響が多いです。
ヒトは影響を受けやすい生き物。
子供は親の真似をしますし、長く一緒に居るとだんだんと似てくるように。
また、イライラしている人が近くに居るだけでピリピリしたり。
心療内科医が、鬱になるのもそういった影響もあるのでしょう。
まったく影響を受けないようにするのは難しいでしょうけど、運動機能に影響するなら調整して整えなければなりません。
自律神経の乱れが原因の、過呼吸と狭心症への改善事例
人前に出ると必要以上に緊張してしまい、過呼吸気味になってしまうクライアント様の改善事例です。
自律神経の乱れで特に影響を受けるのが、横隔膜や骨盤底筋といった体幹コアの筋肉。
呼吸がうまくできなくなるのです。
仕事が忙しくなると、過呼吸になってしまいめまいや狭心症のような症状もあったそうです。
自律神経はメンタルの問題もあるので、運動面だけでなく生活習慣などホリスティックなコンディショニングが必要です。
メンタル面のコンディショニングや、呼吸エクササイズを繰り返すことで、かなり自分のカラダをコントロールできるようになりました。
二度とできないと思っていたゴルフを再開されたり、趣味のカラオケで声が出るようになったとお喜びいただきました。
自律神経は、筋肉だけでなくメンタルにも影響する
カラダとメンタル。
両方が安定しなければ、ダイエットを始めトレーニング効果は出ませんからね。
自律神経が乱れて運動機能も不調になるなら、運動機能から自律神経にアプローチする。
クスリに頼らないカラダにする。
クスリはある症状に効果を発揮しても、副作用がでてしまう。
内臓が機能低下するんですね。
特に、肝臓と腎臓。
内臓と筋肉もかかわりがあるので、不調の場合は内臓もコンディショニングしていきます。
まとめ
トレーニングと言っても、負荷をかけるきつい運動だけではありません。
自律神経やメンタルを整える、負荷の軽いエクササイズもあります。
不調はカラダ全身へ連鎖する。
そのため、筋肉だけとかメンタルだけではなく、体を1つのつながりととらえる。
そんな包括的まホリスティックなコンディショニングが、カラダを今よりも良い状態へと導いてくれるのです。
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足利市でパーソナルジムをしています。
2006年からトレーナーを始めて、これまでの指導人数は1000人以上。
フィットネス人口の裾野を広げるべく、主に運動が苦手な方を中心に指導。誰もが健康な人生を謳歌できる世の中にしたい。
そのために運動が苦手な人でもできる、エクササイズやダイエットについて発信しています。
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