パーソナルトレーニングに加圧を取り入れないワケ

小泉です。

トレーニングの目的の1つが、ホルモン分泌を活性化すること。

年齢とともに、カラダをつくるホルモンの分泌が減ってくるからです。

ホルモンの役割は、

・筋肉を増やす&維持する
・脂肪を燃焼させる
・骨の成長や骨密度を高める

などがあります。

女性に筋トレをおすすめする理由

ホルモンの分泌は20前後をピークに、40歳を過ぎると著しく減少します。

つまり、40歳を過ぎると、カラダに何らかの変化を感じることになるのです。

トレーニングの目的は、筋肉だけでなく骨を強くする効果もあります。

スポーツ別に骨密度をみると、重量挙げの選手が最も高く、水泳選手が最も低かったと言われています。

特に女性は閉経を迎えると、女性ホルモンが減ります。

それが骨粗鬆症や骨折のリスクを高くする。

そんな急激にカラダが衰えないためにも、運動を習慣化することが望ましいです。

加圧トレーニングをしなくても成長ホルモンは分泌する

・運動を習慣化している60歳のグループ
・運動をしていない35歳のグループ

両者をを比較した実験では、血液検査や健康診断で60歳のグループに方が数値がよかったそうです。

このように、年齢を問わず運動すれば、成長ホルモンの分泌を促進することができます。

筋肉は死ぬまで成長します。

あるリサーチでは90歳以上の高齢者でも、トレーニングすれば筋肉を鍛えることができる。

これは老化を予防することもできます。

そんなわけで加圧するだけが、成長ホルモン分泌に関わるわけではありません。

足利・佐野・太田・館林でも、加圧トレーニングをやるジムって増えてますが、うちがやらない理由です。

成長ホルモンだけでカラダが変わるわけではない

成長ホルモンだけで、カラダが変わるわけではないですからね。

体軸の乱れで、ホルモンバランスに影響することもあるし。。

加圧トレーニングは、万能なトレーニングではない!?

古くは虚血性トレーニングと言って、血管をゴムチューブで縛ってトレーニングするという方法でした。

30年以上も前からあった方法なんです。

私の師匠が若いころに、「理屈がわからないけど、とにかくパンプアップする」ことから重宝されていたようです。

トレーニングにはいくつか原則があります。

そのなかの1つが特異性の原理。

この特異性の原理に適応しないことが、加圧が万能ではないという1番の理由です。

加圧に限らず、万能なトレーニングは存在しません。

いくつかのプログラムを組み合わせて、最適なトレーニングを提供することが、カラダを変えるために必要だと考えています。

加圧トレーニングでは、身体機能は向上しない!?

加圧トレーニングでは特異性の原理に適応しません。

専門用語になりますが、カラダはやったことのある動作しか向上しないのです。

サッカーが上手くなりたければ、サッカーの練習をするしかありません。

加圧ベルトを巻いた状態で、運動能力を向上させるような複雑な動作ができるでしょうか?

つまり、加圧トレーニングをしても、身体能力が向上するわけではないのです。

加圧トレーニングは、ダイエットに向いていない!?

トレーニング方法やコンディショニングの方法は、世の中に山ほどあります。

加圧トレーニングも、その山ほどあるトレーニング論の1つにすぎません。

たしかに、たくさんの成長ホルモンの分泌が促せるのかもしれません。

しかし、乳酸値を高めれば、加圧をしなくても成長ホルモンの分泌を促すことはできます。

また、成長ホルモンだけでダイエットができるわけではない。

太ももを細くしたいとか、ウェストを締めたいという部分的な原因の対処には向いていません。

物理的な負荷がかけられないことや、骨盤や骨格へのコンディショニングにも向かないことからも、ダイエットに向いていないと言えます。

加圧トレーニングは、体幹トレーニングに向かない

加圧トレーニングはベルトを四肢に巻いておこうなため、体幹にアプローチすることができません。

ベルトを体幹に巻けない。

もし目標達成のための課題が体幹にある場合には、加圧することが向かないでしょう。

体幹に課題を抱えている方は非常に多い。

このように、できるトレーニングが限られてしまうことも、加圧をやらない理由でもあります。

目的に合ったトレーニングを

加圧トレーニングをすることが目的であればかまいませんが、そうではないのだとしたら話は別。

カラダが硬いのであれば、その原因の解決になるトレーニングを。

腰痛を解消するのであれば、腰痛の原因の解決になるトレーニングを。

フットサルに必要な運動能力を向上させるなら、フットサルに必要な運動能力を向上させるトレーニングを。

あなたの目的はなんでしょうか?

加圧トレーナーになるのは、自分のモットーではなかった

以前、加圧トレーニングが流行ってはいたけど、自分が本当にやりたいことではなかった。

そうは言っても、借金が最もふくれあがって精神的に追い詰められていた時期です。

それでも、やりたくないことをやって売れてもしょうがない。

これが自分らしいと言えば自分らしい。

世の中には、普遍的で変わらず受け継がれるものがあります。

また、時代に合わせてよりよいものへと変化していくものもある。

本当に良いと思ったものしか提供しないので、流行は追いかけません。

まとめ

ライザップの影響で、パーソナルトレーニングがブームになっています。

よく言えば、マイナーな存在だった職種がメジャーな存在になり、広く知られるようになった。

病院でもリハビリでも、時間をかけてカラダを見ていくというサービスはまだまだ少ない。

だから、一過性のブームで終わらせずしっかりと文化にしていく。

今月でトレーナー13年目に突入して、ふとそんなことを思ったのでした。

筋トレでホルモンを分泌を活発にしてダイエットを効果的に