股関節の痛みを解消するストレッチ

身体は動くことを前提とした構造になっています。

しかし我々現代人は、活動量が減り大半を座って過ごしている。

これが股関節が硬くなる原因に。

特に硬くなる筋肉は4つ。

・腸腰筋
・大腿筋膜帳筋
・内転筋
・大腰筋

などの股関節屈筋群。

股関節の痛みは、そけい部から外側に出ることが多い。

初歩的な改善法としては、座ってる時間を減らすこと。

デスクワークでも、定期的に立ち上がること。

立つだけで股関節周りの負担は減りますから。

痛みが出ると、まず病院に来ますよね?

CTやMRIやレントゲンなど、股関節の構造に問題が発見されないと痛み止めを渡されます。

果たして、これはベストな解決法なのでしょうか?

トレーナーとして、「痛み」でなく「原因」に対処します。

股関節の構造ではなく、股関節の機能に目を向ける。

どの動作で痛みが出るのか?

痛みの改善には運動すること。

そして将来の痛みの予測を立てること。

この記事では、股関節の痛みを解消する方法について書いていきます。

股関節の痛みを解消する筋膜リリース

ストレッチポールを使った筋膜リリースをご紹介。

股関節の痛みの改善に直接つながりませんが、即効で可動域を増やすことができます。

目的は、動けるキャパシティを増やすこと。

痛みがあるからって安静にしてばかりいると、筋肉は硬く弱くなり萎縮します。

不安や心配が重なると、痛みへの閾値が上がりさらに運動不足になる。

股関節は、立つ・座る・歩くなど日常的にたくさん動かしますからね。

では股関節の痛みの原因になる、内転筋と大腿筋膜帳筋をリリースしていきましょう。

大腿筋膜帳筋の筋膜リリース

ストレッチポールを使った大腿筋膜張筋の筋膜リリース。

股関節周りの筋肉で、最も硬くてリリースが痛い場所。

やり方は、横向きに寝てゴロゴロするだけ。

真横だけでなく、斜め前にも当てると◎。

60秒から120秒が目安。

股関節が柔らかくなり、動きがスムーズになりますよー。

内転筋の筋膜リリース

ストレッチポールを使った内転筋の筋膜リリース。

股関節が硬い方や、違和感がある方にオススメ。

座ってる時間が長いと、股関節が硬くなります。

内転筋は固まりやすいので、よ〜くリリースかけてくださいね。

股関節の痛みを解消するストレッチ

ここからは、腸腰筋と大腰筋のストレッチ。

右足の置く位置で、ストレッチされる筋肉が変わります。

ポイントは、ストレッチ側のお尻に力を入れること。

大臀筋が緩むと、股関節の痛みの原因になります。

ただ柔らかくするだけでなく、股関節周辺の筋肉のバランスを取るようにしましょう。

デスクワークで硬くなる股関節のストレッチ

左側の股関節だけ痛みがある場合

股関節は左側が硬くなりやすい。

これには呼吸が関わっています。

呼吸筋である横隔膜は、左右で厚さが違います。

左右で3.5倍違うと言われています。

これにより、肋骨に左右差が出やすい。

具体的には、左の肋骨の方が右に比べて前方に出ている。

左右の呼吸のバランスを整えることも、股関節の痛みの改善になります。

では、エクササイズをご紹介します。

左右で股関節の痛みが違う場合の改善法

股関節の痛みストレッチ

まず左半身を上にして、横向きに寝ます。

足は90度に。

この姿勢で、深呼吸をします。

3~5分ほど。

すると肋骨の左側を強調した呼吸になり、バランスを整えてくれます。

これだけで左の股関節の痛みが、かなり柔らいてきます。

股関節に痛みがあっても運動はするべき

股関節に痛みがあるから安静にしてばかりいると、その組織はどんどん弱くなる。

アスリートと違い使いすぎで、痛みが出てるわけではないからです。

ご紹介したストレッチや呼吸は、必ずしも完璧である必要はありません。

大事なのは、現状から少しでも前進すること。

即効性をも求めすぎず、少しずつの痛みの改善を目指す。

そして長期的に行うことが、股関節の痛みを解消することにつながります。

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栃木県足利市のパーソナルトレーナー小泉智明です。コンディショニングの専門家として「体軸確保」をコンセプトに、ダイエットとストレッチのサポートをしています。2006年に都内で活動を始め、2011年にはパーソナルジムを開業。トレーナー歴は14年、指導人数は1000人以上。10キロ以上のダイエット指導を多数経験。最高で19キロのダイエットに成功した方がいます。 ⇒プロフィールはこちら