筋トレ後のアルコールはトレーニング効果を3割減少させる

現代のスポーツ医学では、筋トレ後のアルコール摂取は筋トレ効果を3割減させるとしています。

2014年、オーストラリア・RMIT大学のParrらによると、筋トレ後のアルコール摂取が筋タンパク質の合成に与える影響を調べました。

筋トレ後にプロティンを飲んだグループに比べて、アルコールを摂取したグループは37%合成率の低下を示しました。

プロティンとアルコールを摂取したグループでも、24%の低下を示しました。

この結果から、筋トレ後のアルコール摂取を控えるべきだとしています。

以前書いたこちらの記事では、蒸留酒であればアルコールをOKにしていました。

ダイエット中にお酒を飲んでも痩せた方法

この記事では、糖質制限とアルコールについての記事でした。

糖質制限食の第一人者・江部康二医師の見解を参考にしたもので、糖尿病などの生活習慣病予防に対するアプローチを目的としたもの。

ここでの問題は、糖質ではなくアルコール。

SteinerらとSmilesらの報告により、筋トレ後のアルコールは筋肉を分解させることがわかっています。

こうしたエビデンスをもとに筋トレ後に、

・プロテインを取った場合
・アルコールを取った場合
・アルコールとプロテインを取った場合
・何も取らなかった場合

でどうなるかを実践した内容を書いていきます。

筋トレ後のアルコールは回復が遅れる

筋トレとアルコール

結論から言うと、「プロテインを取った場合」以外は、筋肉痛などの疲労回復が遅れました。

アルコールは、睡眠の質が下がりますからね。

睡眠不足は太りやすい!?筋トレで睡眠の質を高め不眠を改善

蒸留酒であっても、やはりアルコールがマイナスなんだと実感。

アルコールを取ると筋トレ後の回復に向かうエネルギーが、アルコールの解毒や分解を優先するためです。

身体にとってアルコールは、「毒」と言う認識ですからね。

もう1つ、アルコールの回りが早いように感じました。

もともと強い方ではないですが、すぐに酔ってしまい日によっては気持ち悪くなることも。

アルコールを飲んだ日は、プロテインの有無にかかわらず疲れが残る結果となりました。

アルコールによる筋肉の分解は?

筋トレとアルコール

正直、筋肉の分解は感覚的にはわかりませんでした。

ただ翌日のコンディショニングは最悪。

これはアルコールの有無で、確実に違うことを実感しました。

疲労が抜けなければ、トレーニングの質も下がりますからね。

1週間、1か月単位で考えると、トレーニングの質も量も低下します。

それが筋トレしても、効果を実感できない原因になります。

体組成に変化は?

体重はそこまで変わりませんでしたが、体脂肪率はわずかに増加。

むくみもあったので、身体が重く感じました。

筋トレには体重・体脂肪率だけでなく、ボディメイクの効果もあります。

せっかく筋トレしても筋肉を増やす一方で、筋肉を削るようなことをしたらもったいないですよね?

アルコールを飲んでもダイエットできるか?

筋トレとアルコール

糖質制限関連の書籍では、アルコールを飲んでもダイエットできたという記述があります。

問題はスタート地点がどうだったか?

毎日暴飲暴食していた人が、食生活を改めればダイエットはできます。

糖尿病などの生活習慣病であれば、生活習慣に改善点が多々あるはずですからね。

食事療法と、トレーニングに適した食事は違います。

筋トレをするのであれば、トレーニングした日だけでもアルコールは控えましょう。

せっかくの筋トレが、ムダになりかねませんからね。

まとめ

というわけでまとめに入ります。

筋トレ後のアルコール摂取は、トレーニング効果を減少させます。

筋肉を増やすのは大変ですが、減らすのは案外カンタンなのです。

ダイエットするなら、糖質だけでなくアルコールとの付き合い方も考えると効果が変わりますよ。

【関連記事】

内臓脂肪とコレステロール値が減った運動療法

栃木県佐野市パーソナルトレーニングで12キロのダイエット事例

The following two tabs change content below.
栃木県足利市五十部町でパーソナルジムをやってます。トレーナー歴14年で、指導人数は1000人以上。19キロのダイエット指導など、10キロ以上のダイエット指導多数。他にも腰痛や膝痛の改善につながるトレーニング指導実績があります。自身も17キロのダイエットや腰痛を改善した経験があります。体脂肪率は10%を12年維持。 ⇒プロフィールはこちら