三半規管を鍛える運動&トレーニング|バランスボール・ヨガでめまい改善

パーソナルトレーニング

三半規管を鍛える運動&トレーニングメニュー

めまいや乗り物酔いで悩んでいる方、三半規管を鍛えることで改善が期待できます。

三半規管が正常に働くと、脳に正確な情報が送られ、体のバランス感覚や筋肉の協調がスムーズになります。感覚器官(耳石・前庭など)と運動機能は密接につながっており、鍛えることで体調も大きく改善します。

この記事では、実際にお客様のめまいが改善したトレーニングメニューと、そのやり方を詳しく紹介します。

めまいの改善事例

めまいを改善した事例を紹介します。

事例① 引退寸前だった経営者がトレーニングで復活

体調悪化で引退を考えていた方が、運動を習慣化することでめまいが改善。仕事復帰し、新規事業にも意欲的に取り組まれています。

事例② メニエール症状とめまいが改善

朝のめまいがあった方。寝室環境の改善(スマホやWi-Fi機器の距離)と軽い運動により症状が消失しました。

バランスボールを使った三半規管を鍛える方法

紹介するのは3つ。

  • バランスボールバウンド
  • サイドベント
  • フルボディエクササイズ

どれも頭の位置が動くので、途中で酔ったり気持ち悪くなったら、すぐに中止しましょう。

バランスボールバウンド

1つめは、バランスボールでバウンドするトレーニング。

三半規管の中にある耳石(球形嚢)と言う器官のトレーニングです。

頭の位置が上下に動くのが特徴です。

バランス感覚としては単純なので、基本的な動きになります。

この時に目標物を見ながら行い、酔いや気分が悪くならないか確認しながら行います。

30秒から1分を目安に行いましょう。

サイドベント

2つ目が、サイドベントです。

三半規管の中にある耳石(卵形嚢)と言う器官のトレーニングです。

頭の位置が横(側方)に動くのが特徴です。

日常で側方に頭が動くことはあまりないので、おすすめなトレーニングです。

また左右別々にトレーニングできるので、左右差を確認しながら行えるのがメリットです。

三半規管は右と左にあるので、両方とも機能するようにトレーニングしましょう。

フルボディエクササイズ

3つめは、フルボディエクササイズ。

三半規管と全身をつなげるエクササイズで、かなり難易度が高いです。

ここまでのエクササイズで三半規管を鍛えることができたら、全身と連動させていきます。

全身のつながりは強化できたのか、確認することができます。

ここまでできれば、三半規管はかなり機能してると言えます。

バランスボールを使わない三半規管を鍛えるトレーニング

ボルダリングやブランコに乗ることでもトレーニングできますが、負荷がかなり高めなので仕上げとしてやる運動です。

また立位姿勢は頭が高い位置のあるので、バランスが不安定になりやすい。

まずは負荷の軽い運動から、ボトムアップで行っていきます。

問題なくできるようなら、段階的にレベルを上げていきましょう。

よつばいで頭を動かす

よつばい姿勢で、頭を動かします。

頭の位置が床に近いので、立位でやるより負担はかなり軽減できます。

普段動いてない器官の活性化になり、緊張抑制になります。

  1. 目を開けて頭を左右・上下に
  2. 慣れたら目を閉じて

もし動揺があったら、おさまるまで頭を止めます。

手のひらは感覚を感じるセンサーが最も多い部位。

床に手を着くと、身体が安定します。

頭の位置が立位より床に近づくので、筋緊張を抑えることができます。

サラマンダ

頭の動きだけでなく、身体を連動させていきます。

キャット&ドッグ

よつばいで頭を動かしても、めまいやふらつきがないのを確認したら次のエクササイズ。

今度は頭だけでなく、体幹を連動させます。

ロッキングエクササイズ

四つ這いで身体を前後に動かします。

側方への動き

頭が側方へ動くエクササイズです。

ゆりかご運動

頭の位置が動いても、筋緊張が起きずに動けるか?

緊張抑制ができていれば、問題なくできる運動です。

もし起き上がれないなら、よつばいに戻りましょう。

ハイハイ

よつばいで重心が移動していきます。

よつばいと立位では頭の高さが違うので、入ってくる情報量が異なります。

視覚や聴覚が変わるなど、よつばいの方が情報量はかなり少ない。

三半規管や耳石が機能低下すると、入ってくる情報量を処理しきれなくなり筋緊張の原因に。

少ない情報量で、きちんと動ける下地をつくっていきます。

バランスチェックで問題が少ないようなら、ハイハイから始めても問題ないです。

インフィニティウォーク

感覚器官である三半規管をトレーニングする、インフィニティウォーク。

1方向を見続けながら8の字に歩くことで、前庭を活性化できると、重力を味方にして楽に動くことができます。

身体が過緊張してる方や、デスクワークやパソコンを1日中見てる方におすすめ。

頭の動きは体幹や姿勢にも影響します。

ファーマーズウォーク

平均台を歩くイメージです。

落ちずに歩ければ、かなりバランス感覚は改善できたと言えます。

三半規管を鍛えるヨガと筋トレ

ヨガの「ダウンドッグ」と腕立てを組み合わせた動きは、感覚器官の刺激に加えて筋力・安定性アップにも効果的です。

頭部の位置や視線を変えながら動くことで、前庭・耳石・三半規管などが一緒に活性化します。

ヨガのダウンドッグと腕立て伏せの組み合わせ。通常の腕立て伏せとの違いがこちら。

✅感覚器官のトレーニング
✅胸郭の安定性
✅肩のインナーマッスルの強化

ボディメイク以外に機能性も重視してるので、筋トレ以外にもいろいろなトレーニングを取り入れています。

クライアントで1年近く、休職するほどめまいに悩まされてた方がいます。

復帰されたときに「何か運動したい」と言うので、冒頭のトレーニングを紹介しました。

そのおかげで、めまいが、かなり軽減したそうです。

強度が高いので、めまいを感じたり気分が悪くなったら、すぐに中止するように説明しました。

話を聞くと、運動中に気分が悪くなることはなかったそうです。

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まとめ

三半規管を鍛えることは、バランス感覚の向上やめまい予防・改善にとても有効です。まずはやさしい運動からスタートし、バランスボールやヨガなど、少しずつ負荷を高めていきましょう。

実際にめまいが改善した方も複数いらっしゃいます。体調に不安がある方は無理せず、ご自身のペースで継続してみてください。

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