小泉智明です。
姿勢や骨盤のゆがみが原因で、股関節が前方に押し出されてしまいます。
股関節の前側、そけい部につまりや痛みが出る原因になります。
骨盤が前傾して後傾方向に動きづらい場合は、以前紹介した多裂筋をストレッチしましょう。
股関節が前方へ押し出される原因に、股関節の後ろの組織が固いことがあげられます。
ブドウを押しつぶすと、中身が飛び出てくるような状態。
後ろが固いと、前に押し出されてしまう。
股関節が後ろに回らないので、骨盤とぶつかってつまりや痛みの原因に。
肩でいう四十肩に似てて、股関節のインピンジメント症候群(挟み込み症候群)とも呼ばれます。
股関節の包内運動が起きないので、動くたびに骨盤と股関節がぶつかるのです。
股関節の後ろが固い人向けに、シンボックスストレッチを紹介します。
シンとはすねのことで、すねで箱をつくるような座り方をします。
正座を崩したような、お姉さん座りをして上半身を前に倒します。
お尻にストレッチ感が出ればOKです。
やり方は、動画で解説。
股関節の詰まりを解消するストレッチ。座ってる時間が長いと、股関節は硬くなります。最近は股関節に不調を抱える人が多いので、日々の生活に取り入れましょう。 pic.twitter.com/bxtAQpF9yB
— 足利市パーソナルトレーニングジム小泉智明 (@IkaomotImuziok) April 23, 2023
座ってる時間が長いと、股関節は硬くなります。
最近は股関節に不調を抱える人が多いので、日々の生活に取り入れましょう。
もう1つ、シンボックスで行う呼吸を紹介。
肋骨が開くと、股関節のポジションにも影響します。
股関節につまりや痛みがある、対側の肋骨を締めていきます。
身体は骨盤でクロスする、対角らせん運動。
開いた肋骨を締めて、股関節が後方移動するスキマをつくります。
座ってる時間が長いと、股関節周辺が固くなります。
変形性股関節症のように症状名がつかない、股関節の不調を抱える方が増えるとされています。
ライフスタイルが原因で起こる不調であれば、エクササイズをすることで改善することもあります。
痛みの原因によって効果のあるストレッチは異なります。
まずはやってみること。
痛みや動きが改善するなら、効果がある可能性が高い。
そのようにして、治療と一緒に運動も取り入れてみましょう。