巻き肩を改善したい方へ|プロが教えるストレッチ&トレーニング法

整体

前回スマホ首(ストレートネック)についての記事を書きましたが、今回はその続編。

巻き肩の状態

巻き肩とは?現代姿勢の問題

スマホやPC作業の姿勢が続くと、頭が前に出る「スマホ首」になり、それに引っ張られるように肩も前にズレていきます。

肩が前に出ると同時に、肩が上がるクセも生まれ、僧帽筋や肩甲挙筋が緊張しやすくなります。これが首こりや肩こりの原因になります。

また、肩甲骨の位置がズレると可動域も制限され、日常動作にも影響が出てきます。

巻き肩を改善するストレッチ

巻き肩の原因のひとつ「小胸筋」にアプローチします。小さく深い筋肉なので、直接ストレッチするのは難しいですが、テニスボールを使えば簡単に筋膜リリースが可能です。

やり方は簡単。

  • 鎖骨の下〜胸の上あたりをテニスボールで転がす
  • 頭と肩を前に出し、胸が縮んでいる部分を狙う
  • 1〜2分ほど行い、肩を後ろに回すと胸が開きやすくなります

巻き肩を戻すトレーニング

次に鍛えるのは、小胸筋の拮抗筋である「下部僧帽筋」。

下部僧帽筋トレーニング

この筋肉を鍛えると、肩甲骨を後ろへ引き戻す力がつき、巻き肩が改善されやすくなります。

おすすめは「トライアングル」というエクササイズ。

  • うつ伏せで前腕を三角形に構える
  • 肘は耳より上を目指す
  • 顎を引いて、頭の位置も正しく保つ

この動きは「スマホ首(ストレートネック)」改善にもつながります。前回の記事と合わせて行うことで、姿勢が根本から整いやすくなります。

巻き肩や猫背は見た目だけでなく、肩こり・頭痛・疲労感にもつながります。

肩だけでなく、背骨・骨盤・足元との連動を見直すと、より自然な姿勢に変わっていきます。

姿勢全体のバランスを整えたい方はこちらの記事もおすすめです

足利市パーソナルトレーニングジム小泉智明(こいずみともあき)

栃木県足利市大前町765 シーラズハイツ203
営業時間:10:00~18:00(水曜定休)
TEL:08053736391
MAIL:ikaomot-imuziok@hotmail.co.jp

小泉 智明

19年で2,000人以上の指導実績があります。実は私自身、ひどい腰痛で歩けなくなった経験があります。病院に行っても治らない、原因すらわからない。寝返りをするのも大変で、早くこの苦痛から解放されたい想いから、自分で治そうとトレーニングを学び始めました。おかげで痛みがなくなり、その後も再発していません。腰痛改善と並行して行ったダイエットで、14キロ痩せてリバウンドすることなく体型を維持しています。そんな自分の経験が、同じように困ってる人の役に立つためにトレーナー活動をしています。▶ ご興味のある方は、ぜひプロフィールもご覧ください。→詳しいプロフィールはこちら

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