パーソナルトレーニング中に断食・ファスティングをした結果|3日間の体験談
「パーソナルトレーニングをしながら断食しても大丈夫?」
「ファスティングをすれば、もっと早く痩せられるの?」
「実際にトレーナーが断食したらどうなるの?」
そんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
最近では、断食やファスティング、プチ断食など、食事の時間や量を制限するダイエット方法が注目されています。
私自身も以前からファスティングに興味があり、実際に3日間の断食を経験しました。
しかも、普段からトレーニングをしている状態で断食を行ったため、体重だけでなく、トレーニングの質・空腹感・集中力・睡眠・断食後の食欲などにも変化を感じました。
この記事では、パーソナルトレーナーとしての立場から、私自身の3日間の断食・ファスティング体験を一次情報として紹介します。
「断食は痩せるのか?」という話だけではなく、トレーニングをしながらダイエットする場合、断食という方法が自分に合っているのかを考える材料として読んでみてください。
パーソナルトレーナーの私が断食・ファスティングを試した理由
断食に興味を持ったのは、単純に「短期間で体重を落としたい」と考えたからだけではありません。
当時は東洋医学や食養生などについて調べており、食事を一時的に制限することで体をリセットするという考え方に興味を持っていました。
そこで、自分自身の体で試してみようと考え、3日間の断食に挑戦しました。
今回の体験では固形物を食べず、水分を中心に過ごしました。
普段からトレーニングをしているため、一般的な生活をしている人とは違い、運動をしながら断食するとどのような状態になるのかという点も気になっていました。
断食1日目|パーソナルトレーニングをしながら感じた空腹感
断食1日目は、まだ体が食事のない状態に慣れていません。
この日は午前中にジムでトレーニングを行いました。
普段ならトレーニング後に食事を摂るところですが、この日は水分を中心に過ごしました。
昼頃まではそれほど大きな問題を感じませんでしたが、夕方になると空腹感がかなり強くなってきました。
特に印象に残ったのは、筋トレをしているときに「エネルギーが足りない」という感覚を感じやすかったことです。
普段のトレーニングではあまり気にならない空腹感も、運動をすると意識しやすくなりました。
「食事を抜けば、その分だけ簡単に痩せられる」と考えていましたが、実際にやってみると、トレーニングをしながら食事を制限する難しさを感じました。
断食2日目|トレーニングの質と集中力に変化
2日目になると、1日目よりもエネルギー不足を強く感じるようになりました。
この日もトレーニングを行いましたが、普段と同じような感覚では動けませんでした。
- いつもより力が出にくい
- 集中力が続きにくい
- インターバルを長く取りたくなる
- トレーニング後の疲労感を感じやすい
といった変化を感じました。
もちろん、これはあくまで私自身の体験です。
断食中の体調やトレーニングへの影響には個人差があります。
ただ、普段からパーソナルトレーニングなどで運動量が多い人の場合、「食事を減らせば減らすほどダイエットに有利」とは限らないことを、自分の体で実感するきっかけになりました。
断食3日目|空腹で睡眠にも影響が出た
3日目になると、夜に空腹感が気になって眠りにくい時間がありました。
睡眠の質も普段より良くないように感じたため、この日はトレーニングを休むことにしました。
ダイエットでは運動や食事だけに目が向きがちですが、実際には睡眠や日中の活動にも影響するということを感じました。
そして、3日間の断食を終えた後は回復食として雑炊を食べました。
ところが、食事を摂ったことで食欲が強くなり、思っていた以上に食べたくなってしまいました。
ここでも、「断食を終えれば、そのまま食欲も落ち着く」という単純なものではないと感じました。
3日間の断食・ファスティングで体重はどうなった?
3日間の断食を終えて、私が感じた変化をまとめると以下のようになります。
- 体重の変化は大きくなかった
- トレーニングの質が落ちた
- 空腹感が強くなった
- 仕事中に集中しにくい場面があった
- 睡眠に影響を感じる日があった
- 断食後に食欲が強くなった
私の場合、期待していたような「3日間で大きく痩せる」という結果にはなりませんでした。
短期間で体重が変化することはありますが、体重の変化には体内の水分なども関係するため、短期間の数字だけで脂肪がどれだけ減ったかを判断することはできません。
そのため、私自身は「断食=効率のいいダイエット」とは考えなくなりました。
パーソナルトレーニングと断食は相性が悪い?
ここは誤解してほしくない部分です。
断食やファスティングそのものを否定しているわけではありません。
人によって目的や体質、生活スタイルは違います。
ただ、私自身が経験した限りでは、トレーニングのパフォーマンスを維持しながらダイエットしたい人にとって、長時間の断食は必ずしも取り入れやすい方法ではありませんでした。
特に、
- 筋トレを継続したい
- 仕事や家事を普段通り行いたい
- 運動パフォーマンスを落としたくない
- 長期的に体型を維持したい
という場合は、食事を完全に抜く方法以外にも選択肢があります。
断食よりも私がダイエットで重視するようになったこと
断食を経験したことで、逆に「何を食べないか」よりも「どう生活するか」を重視するようになりました。
①睡眠を整える
私の場合、断食よりも睡眠の質を改善したときのほうが、日中の集中力や食欲が安定しやすいと感じました。
ダイエットというと食事と運動ばかり考えてしまいますが、睡眠も生活習慣の一部です。
②食事を完全に抜かない
食事を抜くのではなく、必要な栄養を確保しながら食事量を調整するほうが、私自身は継続しやすいと感じました。
特にトレーニングを行う場合は、運動に必要なエネルギーや栄養素についても考える必要があります。
③筋トレを継続する
ダイエットでは体重だけを見るのではなく、筋肉をできるだけ維持しながら体脂肪を減らしていくという考え方も重要です。
そのため、私自身は現在、極端に食事を減らすよりも、筋トレと食事管理を組み合わせる方法を重視しています。
ファスティングで痩せたい人が考えてほしいこと
「ファスティングなら短期間で痩せられるのでは?」と考える方もいると思います。
しかし、ダイエットで大切なのは、短期間の体重変化だけではありません。
その方法を無理なく続けられるか、トレーニングや仕事など普段の生活に支障がないかも考える必要があります。
私自身、実際に3日間断食を経験したことで、そこを強く感じました。
一時的に食事を制限するよりも、
- 適切な運動
- 栄養バランスを考えた食事
- 十分な睡眠
- 日常生活の活動量
といった基本的な習慣を整えるほうが、トレーニングを続けながら体づくりをする私には合っていました。
パーソナルトレーニングでは「食べない」以外の方法も考える
パーソナルトレーニングのメリットは、単純にトレーニングメニューをこなすだけではありません。
一人ひとりの生活スタイルや運動習慣、食事の状況などを確認しながら、無理なく続けられる方法を考えられることも大きなメリットだと考えています。
例えば、
- 食事を減らしすぎてしまう
- 運動するとすぐに疲れてしまう
- 夜になると食欲が強くなる
- ダイエットが長続きしない
- 断食やファスティングを試したけれど続かなかった
という方なら、食事を極端に抜く方法だけに頼らず、運動・食事・睡眠などを含めて全体的に見直すという選択肢もあります。
断食・ファスティングが気になる方へ
今回紹介したのは、あくまで私自身が3日間断食を経験した記録です。
断食が合う人もいれば、私のように「トレーニングや仕事をしながら続けるのは難しい」と感じる人もいると思います。
特に、持病がある方、服薬中の方、妊娠・授乳中の方、成長期の方などは、自己判断で断食や極端な食事制限を行わず、医師など専門家に相談してください。
「食べないこと」だけをダイエットの方法にする必要はありません。
自分の生活に合った方法を見つけることも、長く体型を維持するためには大切です。
まとめ|パーソナルトレーニング中の断食は自分に合うかを考える
今回は、パーソナルトレーナーである私自身が3日間の断食・ファスティングを体験した結果を紹介しました。
私の場合は、
- 体重の変化は大きくなかった
- トレーニングの質が落ちた
- 空腹感が強くなった
- 集中力や睡眠に影響を感じた
- 断食後に食欲が強くなった
という結果でした。
その経験から、現在は断食によって食事を極端に減らすことよりも、筋トレ・食事・睡眠などの生活習慣を整えながら、無理なく続けられる方法を重視しています。
ファスティングが合う・合わないは人によって異なります。
だからこそ、「流行っているからやってみる」のではなく、自分の目的や生活スタイルに合っているのかを考えて選ぶことが大切です。
ダイエット方法に迷っている方へ
「断食を試したけれど続かなかった」
「食事を減らすとトレーニングができない」
「自分に合ったダイエット方法が分からない」
そんな方は、食事だけを極端に制限するのではなく、運動・食事・生活習慣をまとめて見直す方法もあります。
パーソナルトレーニングでは、トレーニングだけでなく、現在の生活スタイルに合わせて無理なく続けられる方法を考えていくことが大切です。
※本記事は筆者自身の断食・ファスティング体験をもとにした内容です。断食による体重や体調の変化には個人差があります。本記事は特定の断食方法を推奨するものではなく、医学的な診断・治療を目的としたものでもありません。持病がある方、服薬中の方、妊娠・授乳中の方、成長期の方などは、自己判断で断食や極端な食事制限を行わず、医師などの専門家にご相談ください。


