バランス感覚や平衡感覚を鍛える感覚統合トレーニング

コンディショニング

感覚統合トレーニングとは、五感や平衡感覚など、身体にある様々な感覚器官をトレーニングします。

感覚器官に問題があると、発達障害や学習障害などにもつながります。

他にも、

  • よく転ぶ
  • つまずきやすい
  • 落ち着きがない
  • 人にぶつかる
  • 反芻思考になりやすい
  • 集中できない
  • 注意力が散漫
  • 情緒不安定

感覚は脳の栄養で、運動能力だけでなくメンタルにも大きく影響します。

感覚統合と言うと子どもに多い印象ですが、最近では大人にも多くなっています。

トレーニングで多いのが、身体が過緊張してること。

痛みやコリ、古傷の痛みなどの原因に。

また気圧の変化にも敏感で、体調やメンタルにムラが出やすい特徴があります。

神経が過敏になり「生きづらさ」を感じることも。

●●病とか〇〇症みたいな病名がつきますが、ほとんどは習慣の問題だと考えています。

1994年から2003年までに子供の双極性障害の診断数は40倍に増え、2003年から2005年までにADHDの薬に処方は40%増加しました。

子どもの障害申請理由の1位は精神疾患で、2012年に申請された全請求の半分を占めています。

20年前には5~6%に過ぎなかったのに。

スマホなどのデジタル機器の普及と、関連があると言う研究もあります。

たしかに治療が必要な人もいるのでしょうが、安易に薬を使うのは反対派です。

習慣の問題を病気と決めつけるには、慎重になるべきだと考えています。

私は医療従事者ではないので、診断はできません。

もし病気ではなく、習慣の問題なら解決策を提示できます。

この記事では、大人に人向けに感覚統合について解説していきます。

大人の感覚統合、原因はデジタル機器

電磁波による問題や電磁波過敏症など、人によって受ける感覚はまちまち。

私も寝る前にパソコンやスマホを使うと眠りが浅くなり、次の日の集中力や食欲にも影響をします。

試しに22時を過ぎたら、デジタル機器に使用をせず間接照明で過ごすようにしています。

眠りの質が劇的に改善しました。

睡眠時間が短くても、「よく眠れた」と言う感覚があります。

発達障害の原因もスマホ!?

日本財団は3月27日、発達障害と診断された20~25歳の若者が36万4000人に上るとする推計を発表した。

診断はされていないが、自分で当てはまると考える人は87万人だとした。

今の若い世代は、子供のころからスマホが身近になります。

親が子供をあやすのに、スマホを渡してる場面を何度も見てて、異様な光景に思っています。

たしかに子供はおとなしくなります。

ほんとうにそれでいいのでしょうか?

また公園やショッピングモールなどでも、子供が騒いでる横で親がスマホに夢中になってるのも何度もみかけます。

交感神経過剰とADHD

脳は原始時代も現代も構造は同じだと言われています。

注意力散漫で落ち着きがないのは、現代だと問題児扱いされてしまいます。

ただ原始的な世界だと、常に周囲からの危険に備えてる。

生きてくために必要だったはずの能力が、現代ではいきづらさにつながってしまう。

何の危険もないのに、1日中警報機が鳴ってる状態。

感覚統合トレーニング

原始時代のイメージだと火を囲んでダンスをするのを思い浮かべますが、それも気持ちを落ち着かせる手段だったという説があります。

ミシガン大学のミッシェルカプランとマイケルカプランが提唱した理論で、自然の中で過ごすと集中力や注意力が回復するそうです。

血圧や心拍なども安定して、創造力も向上したデータもあります。

ソロキャンプが流行ってるのも納得ですね。

スマホの画面ばかり見てないで、外に出て自然の中を散歩するだけでも良い気分転換になります。

これと同じかそれ以上に効果を感じたのは、やはりデジタルデトックス。

スクリーン時間を制限して、スマホは1日1時間以内。

ネットはパソコンを使うようにして、遅くとも22時までには電源を切るようにしています。

睡眠の質がバロメーターになる

原始人も寝つきは悪かったそうです。

理由としては周囲に危険がないことを確認して、1つ1つ体の機能のスイッチを切っていったから。

現代であれば戸締りさえすれば、そうそう身の危険を感じることはありません。

デジタル機器の過剰摂取は、身体の警報器を誤作動させる原因に。

やってみてください。

めちゃくちゃ効果ありました。

これが1週間も続けば、睡眠の質が変わり脳の働きも改善します。

脳の容量が増えるイメージなので、集中や覚えることも苦にならない。

脳の容量も増やそう

脳の容量は、原始時代から変わってません。

現代人は、ガラケーに容量をたくさん詰め込むようなもの。

しかも不要なもので埋め尽くされている。

当然、新しい情報は入ってこない、動きも鈍くなる。

SNSやニュースや人に噂話など、どうでもいいことで脳の容量をいっぱいにしがち。

できる限り、いらない情報をシャットアウトしてます。

それでも油断するとLINEニュースをみてしまう。

情報化社会で、その情報の引力が強すぎるのです。

つい、いらない情報で脳がいっぱいになってしまう。

情報はたくさんあればいいのではなく、必要最小限で十分。

少ないものにこそ価値がある。

まとめ

現代病と言うべき、感覚統合の問題を取り上げました。

ADHDや双極性障害など診断されることもありますが、病気と思う前に習慣を見直しましょう。

デジタル機器の利用は、どれくらいですか?

あのスティーブンジョブズも、子供には14歳までスマホを渡さなかったし、スクリーン時間も厳しく制限してるそうです。

不都合な事実として公表はされていない。

情報化社会と言われてますが、9割以上はムダな情報です。

なくても困らない。

パソコンやスマホなんて箱に過ぎません。

その箱をうまく使いこなすのか?

脳を支配され続けるのか?

詳しいトレーニング方法はこちらで解説しています。

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この記事はトレーニングする前に、改善できることはたくさんあるよと言う内容でした。

生きづらさから1日も早く卒業しましょう。