プロテインとは、英語でたんぱく質のこと。
決して筋肉増強剤ではありません。
飲んだだけで筋肉がつくわけではない。
昔活動してたジムで「俺はナチュラルだから、プロテインはやらない」といてった常連さんがいました。
ナチュラルとは、筋肉増強剤やステロイドを使わないことを言います。
プロテインは、食品なのでどちらにも当てはまりません。
割といい加減な情報を言いふらす人もいるので、あなたも混乱してませんか?
そこで、この記事ではプロテインについて書いていきます。
カンタンに私の自己紹介をすると、トレーナー歴19年でサプリメントアドバイザーの資格を持ってます。
各社が出してるプロテインを飲み比べしたこともあります。
専門家目線&マニアックな面から、プロテインを語っています。
プロテインとは?
たんぱく質のことで、栄養補助食品です。
筋トレをすると「たんぱく質」が不足しやすいので、食事だけでは補えない分を補給するために飲みます。
飲んだだけでは筋肉はつかない
筋トレに限らず激しい運動をすると、筋肉が栄養を欲しがります。
そのタイミングで筋肉の材料になるたんぱく質をとるから、筋肉が成長していきます。
普段運動しない人がプロテインを飲んでも、筋肉に栄養が行かなければ脂肪になってしまいます。
どのタイミングで飲むと効果的
運動後です。
理想を言えば、食事をとってほしい。
ただ激しい運動後はアドレナリンが分泌してて、食欲がわいてこない。
そんなときに飲むと、筋肉の栄養になりやすい。
1回にどれくらいとればいい?
内臓の強さにもよるので個人差がります。
少ない人10~15グラムくらいから。
多いと60グラムくらい取れる人もいます。
平均を取って20~30グラムとされることが多いです。
プロテインは、いつ飲む?
筋トレ後30分以内と言われてますが、最近だとゴールデンタイムは24時間続くと言われています。
私は運動後すぐに飲むようにしてます。
運動後、時間が空きすぎると疲労回復に時間がかかるからです。
なるべく時間をおかないようにしましょう。
プロテインを選ぶときの注意
プロテインには減量によって種類が異なります。
ホエイプロテインと言うのが一般的ですが、乳製品が苦手な人は要注意。
牛乳に含まれるたんぱく質が原料になってるので、アレルギーがある人は下痢しやすい。
プロテインを飲んでお腹を壊す人は、牛乳があわないか、飲む量を少なくしてみましょう。
内容量が多いのにたんぱく質が少ないのは質が悪い
プロテインは、安かろう悪かろうの典型。
ザバスのように内容量が多いのに、たんぱく質が少ないのは質が悪い。
スーパーやコンビニで手軽に帰るけど、ほとんど手に取りません。
またDHCも質が悪く、身体に合わないので飲まないです。
*会う合わないは私の主観ですが、キネシオロジーテストでNGになる人が多い。
アミノ酸スコアが100のを選ぶ
成分表示に、アミノ酸スコア100と言う表記があります。
これは必要なアミノ酸がすべてそろってるという表記。
アミノ酸は全部そろってないと、効果がないのです。
最近のプロテインは、ほとんどがアミノ酸スコアが100表記なので問題ないです。
ビタミン・ミネラルを含む
たんぱく質は単独では吸収されにくく、ビタミンやミネラルの助けが必要。
必ずビタミン・ミネラルが入ってるものを選びましょう。
飲みすぎ注意
いくら体に良いと言っても、飲み過ぎは身体によくありません。
ボディビルダーの真似をして、プロテインの量を増やしましたが、口内炎と帯状疱疹が出てしまいました。
栄養士さんやお医者さんに、こっぴどく怒られたので、自分に合う目安以上に飲まないようにしましょう。
メーカによって合う合わないがある
プロテインのメーカーはたくさんあり、同じ種類のプロテインがたくさん売ってます。
ホエイか(牛乳)かソイ(大豆)か、原料による合う合わないだけでなく、メーカーによってもあります。
キネシオロジーテストでチェックしつつ、合うものを選びましょう。
まとめ
最近プロテインについて聞かれることが多いので、そのとき話した内容をまとめました。
普段の生活であれば、たんぱく質は体十分とれば十分。
私の場合、体重が55キロなので55グラムでOK。(女性の場合は体重の6~9割でもOK)
筋トレなど激しい運動したり、筋肉をつけるなら、体重の1.5倍~2倍は必要。
食事だけで補えないなら、プロテインを取りましょう。
あくまでも栄養補助食品なので、頼りっきりにならないよう注意が必要。
お腹を壊さないように、うまくつき待っていきましょう。