「モデル体型になりたいから、筋トレを始めたい」
そんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、最初にひとつ知っておいてほしいことがあります。
モデル体型=ガリガリに細い身体、というわけではありません。
私はこれまで、モデル事務所と提携しているパーソナルジムで、実際にモデルの方のトレーニング指導に携わってきました。
そこで感じたのは、モデルさんたちは「体重を何kgにする」ということ以上に、鏡に映ったときの身体のラインやシルエットを大切にしている方が多いということです。
同じ体重でも、姿勢や筋肉の使い方が違うだけで、身体の見え方は大きく変わります。
だからこそ、モデル体型を目指すなら、ただ体重を落としたり、ひたすら筋トレをしたりするだけではなく、身体をきれいに見せるための動きや姿勢を身につけることも大切なんです。
そして、実際のモデル指導では、いきなり筋トレを始めるわけではありませんでした。
まずは姿勢を整え、身体を動かしやすい状態をつくる。
そのうえで筋トレを行う。
これが基本的な流れでした。
この記事では、そんな現場で実際に行っていた考え方をもとに、モデル体型を目指す女性が自宅でも取り入れやすいようにアレンジしてご紹介します。
モデル体型とは「ガリガリ」ではない
「モデル体型」と聞くと、とにかく細くて、体脂肪が少ない身体をイメージする方もいるかもしれません。
もちろん、モデルさんの体型はさまざまです。
ただ、私が実際に指導してきた中で感じたのは、単純な細さだけではなく、全身のバランスを意識している方が多いということでした。
たとえば、
- 背筋がスッと伸びている
- お尻が引き締まっている
- 肩や首まわりがすっきりしている
- ウエストのラインがきれいに見える
- 脚がスラッと長く見える
- 横から見たときの姿勢がきれい
こうした部分が合わさることで、「スタイルがいい」という印象につながります。
つまり、モデル体型を目指すときに大切なのは、体重の数字だけを見ることではありません。
鏡に映ったときに、全身のシルエットがどう見えるか。
ここを意識してみてください。
モデル体型を目指すなら、筋トレの前に姿勢を整える

モデル事務所と提携していたジムでは、筋トレの前に姿勢改善の運動を取り入れていました。
「え?筋トレをしたいのに、先に姿勢改善?」
と思うかもしれません。
でも、ここには理由があります。
姿勢が崩れた状態で筋トレをすると、せっかく頑張っているのに、狙った筋肉をうまく使えないことがあるからです。
たとえば、脚を細くすっきりさせたいと思ってスクワットをしているのに、太ももの前ばかりに力が入ってしまう。
お尻を引き締めたいのに、腰に負担がかかってしまう。
肩まわりをすっきりさせたいのに、首や肩に力が入りすぎてしまう。
こうしたことは、筋力だけではなく、普段の姿勢や身体の使い方が関係している場合があります。
だからこそ、まず身体を動かしやすい状態に整えてから、筋トレを行います。
この順番を意識するだけでも、いつもの筋トレが少し変わってくるかもしれません。
姿勢が整うだけでも、見た目は変わる
姿勢を整えるメリットは、筋肉をつけることだけではありません。
体重がほとんど変わっていなくても、姿勢が変わることで見た目の印象が変わることがあります。
たとえば、
- 脚がスラッと長く見える
- ウエストまわりがすっきり見える
- お尻がキュッと上がって見える
- 首が長く見える
- 背中がきれいに見える
- 全身のシルエットが整って見える
もちろん、姿勢を整えれば骨格そのものが変わるわけではありません。
でも、普段の身体の使い方が変わることで、本来の身体のラインをきれいに見せやすくなることはあります。
「体重は落ちたのに、思っていたようなスタイルにならない」
そんな経験がある方は、体重だけではなく、姿勢や身体の使い方にも目を向けてみてください。
モデル体型を目指す筋トレで大切な5つのポイント
モデル体型を目指して筋トレをするなら、私は次の5つを大切にしています。
1.筋トレの前に姿勢を整える
いきなり負荷をかけるのではなく、まずは身体を動かしやすい状態にします。
「どこに力を入れるのか」がわかりやすくなるので、その後の筋トレにもつなげやすくなります。
2.重さよりフォームを優先する
「重い重量を持てる=きれいな身体になれる」というわけではありません。
特にボディラインを整えたい場合は、重さを追いかけるよりも、狙った筋肉をきちんと使えているかを意識してみましょう。
3.できる範囲で大きく身体を動かす
身体が硬くなっていると、動かせる範囲が狭くなってしまいます。
無理に伸ばす必要はありませんが、自分が気持ちよく動かせる範囲を少しずつ広げていきましょう。
4.身体の内側の筋肉も意識する
いわゆる「インナーマッスル」も、身体を安定させるうえで大切です。
表面の筋肉だけを頑張るのではなく、身体の中心を安定させながら動くことを意識してみてください。
5.「鍛える」より「きれいに動く」を意識する
モデル体型を目指す筋トレでは、ただ筋肉を大きくすることだけが目的ではありません。
身体全体をバランスよく使えるようになること。
これも、きれいなボディラインをつくるための大切なポイントです。
実際にモデル指導で行っていた姿勢改善運動
ここからは、実際にモデル指導で取り入れていた考え方をもとに、一般の方でも自宅で取り組みやすいようにアレンジした姿勢改善の運動をご紹介します。
「筋トレは何をすればいいかわからない」
「モデルさんや女優さんがやっているような筋トレを取り入れてみたい」
という方も、まずは無理のない範囲から始めてみてください。
「モデル体型になりたい」なら、体重だけを追いかけないで
モデル体型を目指していると、
「あと3kg痩せたい」
「もっと体重を落とさないと……」
と、どうしても数字が気になってしまいますよね。
でも、実際の見た目は体重だけでは決まりません。
姿勢、筋肉のつき方、身体の使い方、そして全身のバランス。
こうしたものが組み合わさって、身体のシルエットがつくられていきます。
だからこそ、これから筋トレを始める方には、「痩せるためだけの筋トレ」ではなく、「きれいに見える身体をつくるための筋トレ」をおすすめします。
まとめ|モデル体型を目指すなら姿勢+筋トレ
今回ご紹介したポイントをまとめると、
- モデル体型は「ガリガリに細い身体」とは限らない
- 体重だけではなく、姿勢や筋肉のバランスも大切
- 筋トレ前に姿勢を整えることで、身体を動かしやすくする
- 重さよりも正しいフォームを優先する
- 身体全体をバランスよく使うことを意識する
- 実際のモデル指導でも、姿勢改善から筋トレへ進む流れを取り入れていた
- 自宅で行う場合も、まずは無理のない範囲から始める
ここまで読んで、
「自分もモデル体型を目指してみたい」
「筋トレを始めたいけれど、何からやればいいかわからない」
と思った方は、まず今回の姿勢改善から始めてみてください。
ただ、自分では「姿勢が崩れている原因」や「どの筋肉をうまく使えていないのか」を判断するのは、意外と難しいものです。
実際、同じ筋トレをしていても、身体の状態によって意識するポイントは変わります。
当ジムでは、モデル事務所と提携していたジムで行っていた考え方をもとに、一人ひとりの姿勢や身体の動きを確認しながら、その方に合った姿勢改善と筋トレをご提案しています。
「自己流で筋トレをしているけれど、思ったように身体のラインが変わらない」
「ただ細くなるのではなく、健康的で引き締まったモデル体型を目指したい」
そんな方は、一度ご自身の身体の状態をチェックしてみませんか?
※無理な勧誘はありませんので、お気軽にご相談ください。


