● しなやかな身体をつくるソフトコアとハードコアを鍛えるトレーニング
小泉智明です。
あなたも、しなやかな身体にできます。
パーソナルトレーニングで、取り入れているコアトレーニング。
しなやかさをつくる目的は3つ。
- 可動域が広がり動きやすくなる
- 柔軟性が上がる
- 衝撃吸収
スムーズに動けるようになり、身体への負担を軽減することができます。
では見て行きましょう。
しなやかな身体とは?
身体のつながりを強化することです。
この運動連鎖がつながると、動きはしなやかになります。
鎖の強さは、1番弱い連結に影響されると言われています。
1つでも弱い鎖があると、動きのしなやかさも弱くなります。
現代人は座ってる時間が多く、活動量も少ないため、運動連鎖が失われつつあります。
身体を動かす基本となるため、弱い連結部位をしっかりと強化していきましょう。
しなやかな身体をつくるトレーニング3選
トレーニングを3つに分けて指導してます。
- 呼吸
- ソフトコア・・・反射的なバランス
- ハードコア・・・強く固める
呼吸
身体の中心をコントロールできることが、しなやかさをつくる第1歩となります。
深い呼吸は腹圧を高め、カラダを安定させます。
安定性があると、筋出力や可動域が向上します。
呼吸で、最も重要なのがちゃんと息を吐けること。
吐くトレーニングとして、風船を膨らませてもらいます。
必要な筋肉が連動するかが、ポイントになります。
ソフトとハード2つのコアを鍛えるトレーニング
身体をしなやかにするのに、欠かせないのがコアトレーニング。
ソフトコアとハードコア。
状況に応じて、使い分けができることが大事。
カラダの中心であるコアを鍛えると、様々な運動効果があります。
筋肉の出力が上がるので、筋トレで効率よく筋肉を鍛えることができます。
アウターが緩みやすくなるので、可動域が広がりやすくなります。
カラダのかかる負担を軽減できるので、腰痛や肩こり、その他関節の痛みが軽減します。
ざっと効果を挙げただけでも、コアを鍛えるメリットがたくさんあります。
ジムでは体幹を、「ハードコア」と「ソフトコア」の2つに分類してトレーニングしています。
ハードコアはプランクに代表されるように、カラダを固めるトレーニングです。
ラグビーのスクラムや相撲での取り組みなど、身体を固めることでバランスを取る役割があります。
ソフトコアは、つまづいた時の立ち直り反射など、動きの中でバランスを取る役割があります。
どちらも大事なのですが、必要に応じて使い分けられることが重要だと考えています。
例えばつまづいたときに身体を固めてしまうと、受け身を取ることができず、頭から地面に倒れてしまう。
脱力してバランスを取れるのか?
瞬間的にカラダを固めることができるのか?
実際にやってもらい、苦手な方を中心にトレーニングしていきます。
ソフトコアは年齢とともに衰えやすい運動機能なので、しっかりトレーニングが必要です。
転ばぬ先の杖、つまづきやすい、段差を乗り越えづらい、転びやすくなった方や高齢者の方に効果的なコアトレーニングです。
ソフトコア
目的は、深部反射スタビリティの向上。
立ち直り反射、バランス反射ともいわれますが、動きの中で崩れたバランスをいかに立て直せるか?
転倒予防や、平衡感覚を鍛えることができます。
バランスがよくなり、動きがスムーズになります。
ハードコア
プランクなどに代表される、世間一般で言われる体幹トレーニング。
カラダの芯がしっかりできると、「筋出力」や「可動域」が大きく変わります。
呼吸やソフトコアができた状態でやると、「しなやかさ」と「強さ」をさらに向上できます。
まとめ
この記事のまとめに入ります。
しなやかな身体をつくるトレーニングの目的は3つ。
- 筋出力を高める
- 可動域の向上
- 衝撃吸収
簡単にできるものを中心に紹介したので、ぜひ取り組みましょう。