ゴルフで飛距離アップに必要な下半身のトレーニングメニュー

コンディショニング

レッスンプロの方の指導の中で、「下半身強化」を課題に挙げられたことはないですか?

筋トレをしたいが、どんなことをやったらいいかわからない。

そんな悩みを抱えていませんか?

ポイントになるのは、特異性の原則。

トレーニングの原則の1つなのですが、これに沿わないとせっかくの筋トレが逆効果になることもあります。

筋肉だけでなく動作も鍛える。

  • 100ある筋肉を110,120へアップする。
  • そして100ある筋肉を100使えるようにする。

ゴルフは競技の特性上、回旋動作をメインとしたスポーツです。

しかし筋トレ種目のほとんどは、直線動作で行うものがほとんど。

選ぶ種目を間違うと、筋肉はついてもゴルフに反映されない。

使えない筋肉が増えてしまうことになります。

そうは言っても、スキル練習がメインで筋トレはおまけ程度。

あなたもそう考えてはいないでしょうか?

課題に沿った種目を選べば、少ない種目でも下半身強化をすることができます。

この記事では、ゴルフに必要な下半身強化について書いていきます。

ゴルフに必要なトレーニング

レッスンプロの先生に教わるような、ゴルフに必要なスキルは筋力や機能的動作などは、基本的な運動能力に上に成り立っています。

下半身強化もスキルを活かす土台づくりのために行います。

土台の運動能力が上がると、スキルも上がってきます。

スコアが伸びるだけでなく、ケガをしにくくなる。

長くゴルフを楽しむためにも、必須のトレーニングとなります。

どんな効果があるのか?

実際に指導してるお客様も、レッスンプロの先生の指導と並行してパーソナルトレーニングを受けています。

カラダの使い方など、レッスン中に克服できなかったことを、トレーニングで改善していく。

  • スコアがこれまでの最高成績を出した
  • 飛距離が伸びた
  • ゴルフ肘が改善した
  • 腰痛が改善した

などパフォーマンスアップに効果がありました。

では、具体的にどんな種目をやるのか?

紹介していきます。

ゴルフに必要な下半身強化

下半身強化と言っても、太もも(大腿四頭筋)をムキムキにするのではありません。

ゴルフに使える筋肉を鍛えていく。

筋肉単体でトレーニングしても、競技パフォーマンスにはつながらないからです。

ここではポイントを2つに絞ります。

  • 回旋動作の強化
  • 下半身と上半身の連動

回旋動作の強化

ゴルフに活かすために、回旋動作をトレーニングします。

できるだけ、スイングに近い動作で。

筋肉だけでなく、動きの質も高めていきます。

下半身と上半身の連動

手打ちにならないよう、下半身の力を上半身に伝えるトレーニングをします。

効率のいい動きを覚えることで、スイングに必要な筋力を向上させます。

ゴルフに必要な筋トレ種目3選

ご紹介するのは3種目。

  • スクワット
  • ローテ―ショナルスクワット
  • トリプルエクステンション

では詳しく見て行きましょう。

スクワット

すいません、回旋動作をトレーニングすると言いましたが、最初にスクワットを入れました。

理由は2つ。

1つは、パフォーマンスピラミッドの1階部分にあたるベーシックトレーニングのため。

2つめは、次に行うローテ―ショナルスクワットの基礎になるから。

回旋系のトレーニングは動作制御が難しいので、基礎トレとしてスクワットを入れました。

重りをカラダの前に持つゴブレッドスクワット。

上半身が安定するので、足で床を押す動きを強調できます。

ローテ―ショナルスクワット

スイング動作に近い、回旋系のスクワットです。

ピラミッドの2階にあたるスペシフィックトレーニング。、

スペシフィックとは、特異性の原則のことです。

特異性の原則は英語でSAID(Specific Adaptation to Imposed Demands)、『身体はトレーニングしたことのみ成長していく』という意味です。

下半身の筋力を、スイングにつなげるトレーニングになります。

トリプルエクステンション

下半身で生み出したエネルギーを上半身へつなげるトレーニング。

これができると、手打ちを改善できます。

大きな力を発揮できるので、身体にかかる負担を減らすことができます。

まとめ

100ある筋力を110にするのが、ベーシックトレーニング(スクワット)。

100ある筋力を100使えるようにするのが、スペシフィックトレーニング。

この2つをトレーニングして身体操作がを高まると、年齢を重ねてもゴルフを楽しむことができますよ。

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