人はモノを水平に見るクセがあるので、アゴが前に出るストレートネックになってる人が多い。
カベや棒など、後頭部がくっつかない姿勢になってませんか?
大きな理由は、長時間のデスクワークやスマホを利用など。
下を向いてると、頭の位置が前にズレてしまう。
このような、ストレートネックの解消をご紹介します。
特徴が2つ。
- 首の後ろの筋肉が硬い
- 首の前の筋肉が弱い
この記事では筋トレとストレッチで、ストレートネックを解消する方法を紹介します。
ストレートネック解消整体
ストレッチするのは、後頭部のでっぱりの下にある筋肉。
後頭下筋と言う、首のストレッチを行います。
ローラーを後頭部の下にあて、顎を引いて左右に首を小さく動かす。
セルフでやるときの注意点は、後頭部を強く押さないこと。
首を痛めてしまうので、ソフトな圧で行うようにしましょう。
ストレートネック解消エクササイズ
トライアングルと言うエクササイズを紹介。
首の前後の筋肉のバランスを整える目的で行います。
首の後ろを伸ばして、あごを引く動きを覚えます。
腕で三角形をつくり、床を押してカラダを胸まで起こします。
手で床を押すことで、胸郭が安定していい姿勢が維持しやすくなります。
注意として、恥骨が床から浮かないようにします。
うつ伏せ姿勢で行うエクササイズは、カラダを伸ばしやすいです。
ストレートネック解消筋トレ
のどぼとけの上(下を向いたときにしわが寄るところ)にある、頚部屈筋をトレーニングします。
赤ちゃんの首が据わると言う表現がありますよね。
その「首が据わる」筋肉で、頭の位置が安定します。
頭の位置が安定すると、首から下も安定する。
やり方は、
- アゴを引いて首の後ろを伸ばす
- 後頭部を床から少し持ち上げる
のどぼとけの上(下を向いたときにしわが寄るところ)1㎝四方にギュッと力が入ればOK。
よくある間違いが、肩回りや首の横に力が入ること。
頭を持ち上げる高さがポイントになるので、力の入る場所を確認しながら行いましょう。
首のストレッチだけで改善しない場合
スマホ首の原因は、ものを水平に見ること。
あごが上がり、首の後ろが詰まってしまいます。
ストレッチなど筋肉のアプローチで改善が難しい場合、角度を変えて考えてみましょう。
筋肉のアンバランス以外の原因として、頭の位置がズレてることが挙げられます。
身体は頭の位置に連動して動くと言う性質があります。
脳が正しい位置を認識できないと、姿勢が迷子になってしまう。
身体のGPSが機能するように、感覚器官のエクササイズも取り入れましょう。
やり方はカンタンで、床に手をついて頭を様々な方向へ動かします。
姿勢の正しい位置情報を見つけやすくします。
首がこりやすい人は、GPSが迷子になり、防御反応として固くなることがあります。
この状態で首をストレッチしても、脳が不安に感じれば、さらに防御が強くなる。
首は単独で悪さをすることは少なく、ほとんどはほかの部位の影響を受けてることが多いのです。
ストレートネックだからと言って首だけではなく、他の部位からも原因を探すと改善がしやすくなります。
身体はつながってるので、うまくいかないときは視点を変えるのもおすすめですよ。