肩こりの原因は、肩にはありません。
だから、いくらマッサージしても治らない。肩を揉まずに、解消した肩こりもあります。
なぜ肩こりになったのか？
肩こりの原因に対処できれば、肩こりは解消します。
こんな感想をいただいてます。
体のゆがみはあちこちに影響するんですね。
この記事では、揉んだりマッサージせずに肩こりを解消する方法を紹介します。
揉んでも治らない肩こりの原因
肩こりの原因は、肩にありません。
では、原因はどこにあるのか？
厳密にいうと、個々で異なります。
その中で、最も多い原因を３つ紹介します。
頭の位置が正しくない
デスクワークなどをしてると、頭の位置が前方にズレます。
脳が正しい位置を認識できなくなる。
脳の防御反応として、肩や首などが緊張するのです。
この状態でマッサージをすると、防御反応が弱まり不安定感が増してしまう。
よって、さらに緊張が強くなる。
だからマッサージすればするほど、肩こりがひどくなるのです。
姿勢が悪い
カラダは１つでもゆがみがあると、全身にマイナス連鎖します。
筋肉のバランスも崩れます。
背中が丸まると、頭と肩が前に出てバランスを取ります。
僧帽筋は感覚リッチな筋肉なので、固めることでバランスを取ろうとします。
マッサージするとバランスが取れなくなるので、より肩こりがひどくなります。
呼吸が浅い
肩で息をしている状態。
全力で走ると、心拍が上がり肩で息をしますよね。
これはできるだけ早く、身体に酸素を取り入れるための代償動作。
呼吸が浅いと運動してないのに、酸欠と似た状態になってしまいます。
呼吸は、１日に２万回以上しています。
毎日２万回も肩で息をしてることで、肩こりの原因になるのです。
肩こりの解消方法
ここからは原因への対処法として、ジムで指導してることをご紹介します。
頭を動かす
まずは頭をゆっくりと動かします。
肩だけでなく、目や脳もリラックスします。
ポイントは、ゆっくり頭を動かすこと。
目を開けて景色がゆっくり流れるように行いましょう。
気をつけたいのが、めまいや気持ち悪くなったらすぐ辞めること。
良い姿勢で行うと、可動域が増えてスッキリしますよ。
姿勢の改善
猫背や反り腰など、どんな姿勢かは問題ではありません。
ポイントは、筋肉のバランスを整えること。
筋肉には、ショートロングの関係があります。
- 縮んで短くなった筋肉→ストレッチ
- 緩んで伸びてしまった筋肉→筋トレ
それぞれを見極めながら、肩こりを解消していきます。
深呼吸をする
深く呼吸をすること。
吐けない人が多いです。
吸った空気が体内で余ると、酸化して肩こりの原因に。
古い空気をたくさん吐けば、新しい空気をたくさん取り込めます。
酸素が十分取り込めれば、肩で息をすることが減ってきますよ。
まとめ
揉んでも治らない、肩こりの対処法を紹介しました。
姿勢や機能低下への”防御反応”として、肩こりが起きてるケースが多い。
安易にマッサージしても、肩こりがひどくなることもあります。
もちろん、マッサージが悪いわけではありません。
ポイントは、なぜ肩こりになったのか？
原因に対して、適切な対処法をする。
これが、揉まずに治す肩こりの方法なのです。
