ストレッチコースのコンセプトは、動きをスムーズにすること。
スムーズな動きは、心身をつなげてくれます。
カラダは動くことを前提とした構造になっていて、動きに不具合があると身体は固くなります。
筋肉だけをストレッチするのではなく、関節や神経系など統合的にボディケアします。
足利市ストレッチ指導
動きの改善を3つの流れで行います。
- カラダを緩める
- ストレッチ
- ファンクショナルトレーニング
では、メニューを見て行きましょう。
カラダを緩める
ここでの目的は、筋肉の緊張をほぐすこと。
カラダのゆがみを解消して、過緊張したカラダを緩めていきます。
ペアストレッチ
ここでの目的は、筋肉を本来の状態へ戻すこと。
筋肉は縮んだままだけではなく、伸びたまま固まることもあります。
1a抑制・1b抑制・反回抑制と言った、身体の反射機能を使ってストレッチしていきます。
ファンクショナルトレーニング
身体が元の状態に戻ったら、機能を改善していきます。
呼吸・脱力・体幹など、過緊張が原因で弱った機能を向上させていきます。
ストレッチのメニュー
ストレッチと言っても、たくさんの種類があります。
大きく3つに分けています。
- パーソナルストレッチ
- セルフストレッチ
- 器具を使ったストレッチ
カラダは刺激によって反応が変わります。
違いとしては、トレーナー・自身・器具で感覚が異なります。
どれが最も効果があるかは、実際にやってみないとわかりません。
最初はすべてで試しつつ、反応をみながら1番効果があるものを多く取り入れるようにしています。
統合的なストレッチ
動きに関わるものは筋肉が41%で関節が47%。
このように筋肉だけのストレッチでは、動きに与える影響は半分以下です。
そのため筋肉だけでなく、関節や神経系などを含めた統合的なストレッチをしています。
取り入れてる内容がこちら。
- スタティックストレッチ
- アクティブストレッチ
- PNF
- Ⅰa抑制
- Ⅰb抑制
- 反回抑制
- セルフストレッチ
- モビリティエクササイズ
- 呼吸
簡単に説明していきます。
スタティックストレッチ
静的ストレッチと呼ばれるもので、柔軟性の向上目的で行います。
ほとんどの方がやってるストレッチがこれになります。
伸ばしたい筋肉(主働筋)を、じわ~っと伸ばすストレッチ。
筋出力が落ちると言うデメリットがあるので、主にクールダウンやリラクゼーションに向いています。
アクティブストレッチ
動的ストレッチと呼ばれるもので、自分で動かすストレッチ。
筋出力を落とすことなく、可動域を増やすことができます。
心拍が上がるので、主にウォーミングアップに向いています。
PNFストレッチ
PNFとは、Proprioceptive Neuromuscular Facilitationの頭文字で、固有受容器性神経筋促通法と言います。
筋肉だけでなく、神経にアプローチしていくストレッチ。
筋肉のストレッチで可動域が改善しないときに行います。
Ⅰa抑制
相反抑制とも言い、伸ばしたい筋肉と拮抗関係にある筋肉にアプローチします。
簡単な筋トレをして、可動域を増やしていく特徴があります。
例えば、ハムストリングス(太ももの裏側)がストレッチしても伸びないときに、拮抗関係にある大腿四頭筋(太ももの前側)を縮めると、相対的にハムストリングス(太ももの裏側)が緩むと言う感じ。
Ⅰb抑制
筋肉の付着部にあるゴルジ腱器官に触れることで、筋肉の反応が変わるストレッチです。
筋肉を元の長さに戻すことで、動きの改善を促していきます。
主に身体の緊張が強くて、ストレッチがかからない人向け。
反回抑制
筋肉を最大限に収縮させると、その筋肉が緩むと言う性質を利用したストレッチです。
緊張が強い人だとリラックスしてもらうのが難しいので、逆転の発想で得意な緊張を最大限にしてもらって脱力を促すストレッチ。
Ⅰb抑制か反回抑制は、ストレッチ指導でもかなり多く使います。
と言うのも、身体が固いと言うより緊張が強い人が多いから。
特に女性に多い印象です。
筋膜リリース
器具を使い、筋肉の表面をほぐしていきます。
即効で可動域が増えて、動きやすくのが特徴です。
扱う器具の材質によっても反応が変わるので、リリースする器具を複数用意しています。
セルフストレッチ
自分でやるストレッチです。
場所を選ばすどこでもできるのがメリット。
筋肉は引っ張り合いっこなので、しっかりと固定をすることが大事。
日々のケアや宿題として取り組んでもらうことが多いです。
またテニスボールを使うと、カンタンにストレッチできます。

モビリティエクササイズ
可動域を改善するエクササイズです。
身体の反応が変わった最後の仕上げで行います。
自分で身体をコントロールできことが、動きやすいカラダづくりのゴールになるからです。
呼吸
ヨガのチャイルドコート。
深い呼吸は心身をリラックスさせて、過度な緊張をほぐしてくれます。
ストレッチ中も深い呼吸ができると、筋肉の伸びが段違いです。
カラダが硬い人は、呼吸が浅い・息が止まりやすい傾向にあるので、呼吸の改善も行っていきます。
まとめ
トレーナーがストレッチするだけでなく、身体の反応をみながら必要なストレッチを行います。
マッサージと違い、運動不足の解消もできます。
マッサージは表面を垂直圧でアプローチするのに対して、ストレッチは深部にまでアプローチできます。
何が効果があるかはやってみないとわからないことが多く、多様なストレッチを指導しています。
スムーズな動きづくりで心身を整えて、今ある悩みを解消したいならぜひご相談ください。
体験後の流れや料金は、パーソナルトレーニングと同じになります。
またトレーニングとストレッチを併用もできるので、不明な点はご相談ください。