保江邦夫著の「祈りが護る國 アラヒトガミの霊力をふたたび」を読んだことから、護摩炊きに興味を持ちました。
その中で現代の空海と呼ばれる、鏑射寺の中村公隆阿闍梨についての記述がありました。
昭和天皇の霊力をサポートされていた逸話が多数書かれており、神戸にある鏑射寺で月1回護摩炊きと講話をされてることを知りました。
通常ではお檀家にならない限り、お会いになることは不可能なようです。
その霊力を持って多くの方の相談に乗っているようで、1度でいいからお目にかかりたいと思ったのです。
護摩炊きはお弟子さんたちが行ってて、たしかに魂が揺さぶられるような体験でした。
あまりの迫力にその場から動くことができず、いくつか知っている真言もありましたが、私が唱えるのとは全く次元が違いました。
このことから、他のお寺の護摩炊きにも興味を持ったのです。
鏑射寺以外に、和歌山にある根来寺、日光の輪王寺で護摩炊きに参列させていただきました。
その時に感じたことを書いていきます。
鏑射寺の護摩炊き
コンディショニングや身体調整を学ぶほどに、精神世界へ通ずるものがあると考えています。
私自身大した能力ではないですが、肉体と靈体などカラダとのつながりを感じることがあります。
護摩炊きは1時間ほど。
お堂には人が溢れてて、中に入ることができませんでした。
それでも迫力、霊力とでも言うのか、チャクラの4番あたり心臓や魂に響く感覚がビシビシ伝わってきました。
煩悩がふっとび、肉体も靈体も浄化されるような感覚。
自分自身を見つめるいい時間を過ごさせていただきました。
護摩炊き後に、撮影させていただきました。
不動明王。
毘沙門天。
鏑射寺三重塔。
護摩炊きの日だけ、扉が開くようです。
親族の法事で住職のお経や話を聞くこともありますが、明らかにレベルが違います。
おこがましい言い方ですが、明らかに霊力が違う。
護摩炊き後、中村阿闍梨の講話を聴かせていただきました。
話してる内容はとてもシンプルですが、その言葉にみなぎるエネルギーを感じ取ることができました。
帰りに多くの方が、阿闍梨とお話しされたり、握手を求めて長蛇の列ができていました。
私も手を取っていただきたいと思いましたが、あまりに時間がかかりそうなので、会釈だけして帰ることに。
「遠いところ、ご苦労様」
とお声をかけていただき、感動しました。
昭和天皇の霊力をサポートされていたと言うのは、あながち嘘ではないのかもしれない。
ホンモノを目にできたうれしさで、感動したのを覚えています。
これがきっかけとなり、各地で開催される護摩炊きを訪れてきました。
根来寺の護摩炊き
鏑射寺の護摩炊きから1週間後、和歌山にある根来寺を参拝させていただきました。
2週続けて護摩炊きにために関西まで日帰りするのはどうかと思いましたが、ここでも貴重な経験をさせていただくことに。
護摩炊きまで時間があるので、それまで境内を散策。
心身を清める素晴らしいお寺です。
護摩炊きならどこでもいいわけではなく、波動が良くないと浄化する効果はないのだろうと思っています。
時間になり護摩堂へ。
前週の鏑射寺の衝撃がすごすぎたからか、正直エネルギーを感じることはありませんでした。
住職の方もエネルギー的に見ると、正直そこまでと言う感じで途中で退席しました。
退席したのには理由があり、護摩中に仏像に生きている反応があるかを確かめるためです。
護摩供養中なので、本堂に人はいません。
無事に参拝させていただいたことを、ひたすら感謝しました。
私は神社仏閣を参拝するときは、感謝想起のみで個人的なお願い事をしません。
伊勢白山道を参考にしてます。
神社参拝やパワースポット系の書籍は多数ありますが、著者の波動が良くないからか書いてある内容が、全部嘘っぽく見えてしまうのです。
「住所と名前を言ってから、願い事を言う」
と言うようなことを書いてる書籍もあり、正直ちょっとなと思います。
人と関わる仕事である以上、人の影響を受けることは否めません。

場のエネルギーを感じること、肉体や靈体の穢れを祓うこと。
この2つが目的なので、神仏に手を合わせて感謝をするだけで十分なのです。
日光にある輪王寺の護摩炊き
和歌山や神戸よりは行きやすいので、数回訪れています。
日光の東照宮は、小学校の遠足で来たことがあります。
その時は何も感じませんでしたが、大人になって再訪するといろいろと思うことがあります。
護摩炊きまで時間があるので、本堂の三仏を拝観。
本堂は撮影禁止なので、輪王寺のホームページから画像を拝借しました。
ここでも身体が浄化されます。
このときは同行者がいたのですが、「なぜかわからないが涙が出てくる」と言っていました。
時間になったので、護摩堂へ。
護摩堂も写真撮影はNGで、私語も厳禁です。
護摩はお経を唱える人の波動が影響するのか、毎回感じるものが異なります。
そういえば、祖父母の法事で行くお寺の住職は波動が良くないのか、般若心経が聞くに堪えないレベルです。
本来ならありがたがって聞く話も、「長い話だな」と思うだけでまったく心に響きません。
自分は心神深くないのだと思ってましたが、護摩炊きに参加して魂に響く護摩行に阿闍梨のありがたい話にと、決して心神深くないわけではないと感じました。
それだけ参加させていただいた護摩の波動がよかったのでしょう。
護摩炊きと関係ないですが、輪王寺周辺で波動が良かった場所も載せておきます。
滝尾神社。
二荒山神社の大猷院
まとめ
魂に響いたり涙を流すなど、波動の良い護摩行に参加するとカラダが浄化される感覚があります。
訪れた3つのお寺は、護摩以外も波動が高く居心地に良い場所です。
スピリチュアル系ではないので詳しくはわかりませんが、身体が整う感覚はわかります。
普段そんなこと思わないのに、「ありがたい」と感じるのです。
パワースポットと言うとご利益がある場所と言うイメージですが、私は体軸が整う場所だと思ってます。
その結果、ご利益があるのだと。
参拝しても、お願い事はしません。
祓うエネルギーが高いからこそ、霊的な垢が蓄積しないのかもしれません。
観光地化してしまってるパワースポットの中には、参拝者の邪気で充満してる場所もあります。
祓いのエネルギーが強いからこそ、身体が浄化されると思ってます。
思考や感情も変わるので、1度訪れていろいろと感じてみてはいかがでしょうか?