「加圧トレーニングって本当に効くの?」
「短時間で筋肉がつくって聞いたけど、実際どうなの?」
この記事では、加圧トレーニングの特徴と限界を冷静に整理しながら、私が15年以上指導・実践している“改善型トレーニング”との違いについても詳しくお伝えします。
加圧トレーニングのメリットと仕組み
加圧トレーニングは、専用のベルトで血流を制限し、軽い負荷でも成長ホルモンの分泌を促すトレーニング法です。
- 短時間でできる
- 軽い負荷でOK
- 成長ホルモンによるアンチエイジング効果が期待される
ただし「成長ホルモン」だけでは身体は変わらない
成長ホルモンは大切ですが、それだけに頼っても体型の維持や根本的な代謝改善には限界があります。
実際、乳酸が溜まれば成長ホルモンは出ますし、加圧以外のトレーニング(スロトレや有酸素など)でも同様の反応は起きます。
加圧トレーニングの注意点と向かない人
- 血流制限による内出血・貧血リスク
- 体幹部にはベルトを巻けない=体幹強化に向かない
- 神経系の刺激が少なく、動作改善やスポーツ向上には不向き
- ホルモンバランスが乱れている人には効果が出づらい
一部のモデル事務所では、リスクを懸念して加圧トレーニングを制限している事例もあるほどです。
加圧トレーニングと改善型トレーニングの違い
項目 | 加圧トレーニング | 改善型トレーニング(私の指導) |
---|---|---|
アプローチ | ホルモン・血流に特化 | 食事・運動・習慣・ホルモンを総合的に整える |
対象部位 | 四肢中心 | 体幹・全身バランス |
続けやすさ | トレーナーがいないと難しい | 日常に組み込めて自走できる |
目的 | 一時的なホルモン刺激 | 太らない体質と生活習慣の獲得 |
どちらを選ぶべきか?
加圧トレーニングは、時間がない方・軽負荷でトレーニングしたい方には有効な選択肢です。
一方で、「リバウンドを防ぎたい」「一生続けられる習慣を身につけたい」
そんな方には改善型トレーニングの方が圧倒的におすすめです。
体験して感じた違い
実際に私自身も加圧トレーニングを体験しました。
ただ、15年以上にわたり自分自身が変わり続け、クライアントの体調・生活まで改善できたのは、
やはり「習慣・食事・環境」までトータルで見てきたからだと実感しています。
まとめ:偏らない選択を
どんなトレーニングにもメリット・デメリットがあります。
大切なのは、“あなたに合った方法”を選ぶこと。
改善型トレーニングは、「何をすればいいか分からない」「いろいろ試してきたけど続かない」
そんな方のために、一緒に整えていくサポートです。