写真は、水野南北の自画像だそうです。
素行が良くなく悪行を重ね、罪から逃れようと出家を願い出るも、お寺の住職に断れられます。
何度もお願いにいくと、「麦と大豆だけで、1年過ごせることできたら出家を受け入れる」と言われます。
生まれつきの顔の相で人生が決まるらしく、住職は南北の顔を見ただけで、食生活に問題があると見抜いたのです。
これがきっかけで、南北は観相家の道に進みます。
成功するはずの顔の相の人が平凡な人生に終わり、短命に終わる相の人が健康に寿命を全うできた。
顔だけでなく、体つきなども研究し、火葬場で遺体も研究して分かったのが、吉凶を決めるのは食事であると。
凶運の人は、内臓が汚く食も乱れていたそうです。
運気をコントロールするのは難しいですが、食生活なら変えることができます。
この記事では、水野南北をの著書を読み、書かれていることを実践した体験談を書いていきます。
水野南北に学ぶ粗食・小食主義
参考にしたのは、岩井朝彦著の「江戸時代の少食主義」と言う書籍です。
読んで真っ先に思ったのは、
「自分は、必要以上に食べすぎてるのではないか?」
「そもそも、適正量がわかっていないのではないか?」
このことが頭をよぎりました。
立身出世
この本で最も興味があったのが、立身出世について。
「相貌の良し悪しに関係なく、食に楽しみを求める浅い心の者が出世するわけはない」
最も心に刺さりました。
水野南北の粗食・小食を実践してみる
内容はシンプルに、玄米と漬物のみ。
南北は、この食事を最低3年は続けろと説いています。
結論、私には無理です(笑)
3年はムリでしたが、観相は変わったようにい思います。
観相が変わった
周囲の人は、「顔がやさしくなった」と言います。
以前の私は、目つきが悪く、怖いと思われていたようです。
トレーナーを始めた時も、上司に「顔が怖い」と毎日のように言われていました。
自分自身は何も変わってませんが、観相は変わるようです。
やってみるとキツくはない
南北はアルコールには寛容で、日本酒を1合までは許容していたのです。
さらに肉体労働の仕事の人は、活動量に応じて多めにとってもいいとも言ってます。
少食&粗食なんてさぞ厳しいのかと思いきや、ある程度の許容範囲あるようです。
自分のペースで少食&粗食を
許容範囲があるなら、きっちりやる必要もないかなと言う感じです。
実際に観相は変わりましたし。
現代社会でできる妥協案として、食事は腹8分にすること。
ジャンクなものや、満腹になるまで食べない。
だいぶ甘いですが、これが令和の水野南北の食事かなと言う感じです。
継続が大事ですから。
腹8分にすれば、食後の眠気を防ぐことができます。
午後も頭の回転が鈍らないので、仕事の効率を維持できる。
食事で未来が変わるならやってみる価値はありそうですね。
まとめ
今回の記事は、観相家「水野南北」の食事についての考え方に触れました。
「怖い」「目つきが悪い」と言われた自分が、「優しそう」と言われるようになりました。
栄養学と違いスピリチュアルな要素ありますが、効果を実感することができました。
ポイントは、食事は腹8分で済ませること。
飽食の現代では、ほとんどの方が食べ過ぎです。
必要以上に食べて、パフォーマンス下がってませんか?