活力の源泉である、太陽神経叢(たいようしんけいそう)について書いていきます。
自律神経にもかかわり、メンタルや内臓の働きのも影響します。
筋肉や運動動作にも影響するので、しっかりとケアをしましょう。
この記事では、太陽神経叢をカンタンにケアできる3つのツボをご紹介します。
太陽神経叢とは
お腹のみぞおちのところにある神経の束で、第3チャクラとも言われています。
太陽のように放射線状になってる神経細胞の集まりが由来。
ちなみに「叢」と言う言葉は、草むらや集まりと言う意味があるそうです。
活力の源泉で、「自律神経のコントロールセンター」「第2の脳」とも呼ばれています。
胃・腸・肝臓・膵臓・脾臓・胆嚢などの内臓機能や、呼吸や筋肉やメンタルや食欲不振など、全身につながる重要な部位です。
セルフでもケアできると運動だけでなく日常でも役立ちますよ。
自律神経が乱れてませんか?
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立ちます。
1日の中で活発に動く日中は交感神経が、夕方以降には副交感神経が働き心身をリラックスさせます。
カラダのリズムを整えてくれるのですが、現代人は自律神経が乱れがち。
ライフスタイルの多様化により、リズムに合わない生活をしてる人も。
休むべき時に休めない、力を発揮するべき時に発揮できない。
太陽神経叢が痛い理由も、自律神経がかかわってる可能性があります。
狂ってしまったリズムは、身体だけでなくメンタルにも影響します。
最近だとスマホやゲームなども、過剰に使用すれば自律神経に影響することがわかっています。
イマイチ実体のわからない自律神経に対処できる簡単な方法が、太陽神経叢へのアプローチなのです。
太陽神経叢を整える3つのツボ
ケアするツボは3つ。
- 足裏のツボへのケア
- みぞおち(第3チャクラ)へのケア
- 腕の経絡(ツボ)のケア
この3つは場所がわかりやすいのと、日常的にケアがしやすいので選ばせていただきました。
では見て行きましょう。
足裏のツボへのケア
1番有名なのが足裏にある湧泉(ゆうせん)と言うツボ。
やることは2つ。
- 指2本で反時計回り
- 指2本で時計回り
マニュピレーションと言って、反時計回りはエネルギーを抜くときに、時計回りはエネルギーを注入するときに使います。
みぞおち(第3チャクラ)へのケア
胸骨を下になぞっていくと、剣状突起というのがあります。
押すとオエッとなるので、強く押さないようにしましょう。
剣状突起から指2本分したが、ケアをするツボです。
ツボ押しは、反時計回りから時計回りの順でやりましょう。
腕のツボのケア
内観(ないかん)・外観(がいかん)という心包経のツボを使います。
心包経は、メンタルに関わります。
場所は、手首のしわから指3本分離れた場所にあります。
内観
外観
こちらも指2本で、反時計回り→時計回りにマニュピレートしていきます。
力まかせにやらないで、ゆっくりと脱力して行いましょう。
まとめ
太陽神経叢のツボを紹介しました。
交感神経と副交感神経のバランスが整うと、カラダのこわばりが緩み呼吸もスムーズになります。
この2つは、運動するのにとても大事な要素。
またカラダだけでなく、心のケアにもなります。
ストレスは知らず知らずに蓄積するので、マメなケアを心がけましょう。