※この記事は筆者の体験と個人的見解に基づいた内容です。医療・心理的アドバイスではありません。体調や心身の不調に関しては、医師や専門家にご相談ください。
「痩せたいのに、なぜか行動に移せない」「分かっているのに、変われない」
そんな風に感じたことはありませんか?
私自身、これまで多くの方のボディメイクやダイエットをサポートしてきましたが、ある時から「痩せたいのに痩せられない人の共通点」に気づき始めました。
それは…潜在意識の中に、「今のままでいい」と思っている自分がいるということ。
ホメオスタシス(恒常性)と心理的ブレーキ
人には現状維持しようとする本能=ホメオスタシスがあります。変化を「危険」と捉えるため、新しい習慣や行動に強いブレーキがかかるのです。
高額の宝くじ当選者の多くが数年以内に破産するのも、元の「状態」に戻ろうとするこのメカニズムが関係していると言われています。
ダイエットも潜在意識に左右される
痩せたい気持ちがあっても、実際の行動が伴わないことがあります。
私がサポートしてきた方々の中にも、「分かっているのに食べてしまう」「運動が続かない」と悩む方が多くいました。
それは意思の弱さではなく、潜在意識の中で“変わらない方が安全”と思っているからかもしれません。
心理的逆転(サイコロジカルリバーサル)とは
心理学者ロジャー・キャラハン博士が提唱した概念で、意識と無意識が逆方向を向いてしまう状態。
顕在意識では「痩せたい」と思っていても、潜在意識が「このままでいい」とブレーキをかける。すると、言動が一致しなくなってしまうのです。
ダイエットが続かないのは、自分のせいじゃないかもしれない
多くの人が「自分はダメだ」と自己否定に陥ってしまいます。でも私自身がクライアント様の変化を見て実感したのは、やり方の前に“在り方”を整えることが大切だということです。
過去のトラウマやストレスが影響していることも
「食べること」で満たしているのは、空腹ではなく心の渇きかもしれません。
過去の出来事やストレスがきっかけで、無意識に“自分を守る手段”として食べる行動が刷り込まれている方もいらっしゃいます。
ジムでの取り組みと気づき
過去の私は「できないのは怠慢」と思っていた時期もありました。
でも今では、そう考えること自体が的外れだったと反省しています。本当の障害は表面的な食事や運動だけではなく、もっと深い部分にあるのです。
「正しい情報」があなたを惑わせているかもしれない
ダイエット法は世の中に溢れていますが、「正解が多すぎて何が正しいかわからない」という声もよく聞きます。
そういうときこそ、自分にとっての「最適な方法」を見つけることが重要。
パーソナルでは、そうした内面の声を丁寧に聞きながら、その人に合ったアプローチを一緒に見つけていきます。
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まとめ|痩せない理由は外ではなく内にある
- 痩せられない理由は「意志力」ではなく「潜在意識」が影響している可能性がある
- 心理的逆転やトラウマが、変化を妨げていることもある
- 習慣を変えるには、まず“心の状態”に気づくことが第一歩
- あなたに合った方法を見つけるには、【個別の解決策】が必要
ダイエットは「方法」だけでは成功しません。あなたの中にある本当の気持ちや潜在的なブレーキを整えることが、継続と変化のカギになるのです。
「もう何をやっても痩せない」と感じたときこそ、自分の内面と向き合ってみてはいかがでしょうか。