サプリメントアドバイザーと言う資格を持っています。
厚生労働省のガイドラインに100%対応した内容の通信教育を受講後、年1回の認定試験に合格すると認定される資格です。
せっかく資格を取ったのだから、よりたくさんのサプリを知りたいと思い、さまざまなサプリを試しました。
知識だけでなく、実際に使ってみてよかったものをアドバイスしたいからです。
と言うのが、まず前提にあります。
通ってたジムにボディビル雑誌が置いてあって、トレーニングのモチベーションが出ないときに読んでいました。
ボディビルに興味があったわけではないですが、ビルダーの方の食事や使ってるサプリメントが書かれてて興味を持ったのです。
「自分が実践してよかったものをお客様に指導する」
最初に勤めたジムの社長が、よく話をしていました。
この記事で紹介するのは、ダイエットの失敗談です。
要点はこの2つ。
- ダイエットサプリだけで痩せなかった
- サプリを取り過ぎたらカラダを壊した
では見ていきましょう
飲んだだけで痩せるサプリは存在しない
「〇〇と言うサプリを飲んだら痩せますか?」
と聞かれることがあります。
売り方がうまい商品はありますが、100%痩せないです。
飲んで痩せるサプリは存在しません。
あくまでもトレーニングをサポートするためのもの。
ちゃんとトレーニングや食事をしてて、それでも落ちなくなった時に取るものです。
- アミノ酸
- BCAA
- CLA (共役リノール酸)
- カルニチン
- 脂肪の吸収を抑制するサプリ(名前を忘れた)
実際に飲んだだけでは痩せませんでしたから。
サプリだけで痩せるか試してみた
トレーナーである以上、人より多くの実践をしたいと言う想いがありました。
そこでボディビル雑誌で紹介されていた、ビルダーの食事を真似してみることに。
減量期の内容だったので、最低限の食事とサプリが紹介されていました。
プロテインは完全食なので栄養的には問題ないと思ったのと、それにプラスして燃焼系サプリをとりました。
「理論的には、絶対に痩せるはず」
と思ったのですが、カラダを壊しました。
全身に湿疹ができてしまい、さらに痛みも全身に出たのです。
栄養士さんに質問したところ、
「いや・・、サプリ取り過ぎでしょ・・・。」
とあきれらてしまいました。
その後サプリを使わずに、食事だけでダイエットしたら、カラダを壊すことなくちゃんと痩せました。

なぜサプリメントだけで痩せなかったのか?
失敗したら、検証をします。
ドラスティックセラピストの視点から考察すると、サプリが自分に合ってなかった。
合う合わないは、キネシオロジーテストを使います。
サプリメントを手に取り、筋肉に力が入るかどうかをテストします。
合うサプリは力が入りますが、合わないサプリは筋肉が弱化します。
写真はショルダーロックと言うテストですが、合わないサプリを手に取っただけで腕が下がってしまうのです。
チェック方法を学ぶ前だったので、サプリの説明だけ読んでよさそうと誤判断したのが失敗原因でした。
サプリメントを取り過ぎて身体を壊した話
サプリメントは添加物や、水銀などの不純物が多く含まれています。
腎臓や膀胱に負担がかかる。
腎臓は脊柱と骨盤をつなぐ唯一の筋肉である大腰筋に、膀胱は身体の正中ラインにある脊柱起立筋・骨盤底筋・内転筋が抑制弱化します。
合わないサプリは、筋肉や体軸にも大きく影響します。
無添加を謳ってても、キネシオロジーテストで微量に反応してしまう。
サプリは良い悪いではなく、自分に合う合わない問題があります。
参考にしたビルダーには効果があっても、自分にも同じ効果があるとは限らない。
有名人の〇〇が痩せたからと言って、自分も同じように痩せるわけではないのです。
飲んでるサプリ(飲もうとしてるサプリ)が、自分に合うかどうかを必ずチェックする必要があるのです。
サプリメントは必要ない?
キネシオロジーテストで、【栄養不良】の反応が出ることがあります。
亜鉛が不足すると片足荷重で弱化するとか、ビタミンCが不足すると神経切断が起きるなど。
女性に多い膀胱の神経切断は、尿漏れや骨盤底筋の弱化につながります。
神経切断も、キネシオロジーテストで判断が可能です。
今不足してる栄養素が分かるので、必要なサプリやどれくらい必要かもわかるのです。
サプリメントが逆効果になる場合
女性の場合、鉄剤を処方されることがあります。
電磁波やジオパシックストレス(土地の問題)で身体が歪んでると、「鉄吸収不全」や「カルシウム吸収不全」を起こすことがあります。
鉄を取ると便秘を起こしてしまうのです。
カルシウム吸収不全があると、骨粗しょう症の原因になります。
骨粗鬆症の患者数は、2022年時点で約1,590万人と推計されています。これは、男性が約410万人、女性が約1,180万人です。
50歳以上の女性では、約3人に1人が骨粗鬆症になると言われています。
60歳代の女性では約5人に1人、70歳代の女性では約3人に1人が骨粗鬆症といわれています。
クライアント様から感想をいただきました。
「30代の頃少ないと言われた骨密度が、40代になって基準値になりました」
パーソナルトレーニングを始めてから、検査の数値が改善したようです。
体軸視点でとらえる
足りない栄養素があるか?
このサプリは、とっても大丈夫か?
など、キネシオロジーを使って判断することができます。
私が見た限り、マイナスな反応を示すサプリはかなり存在しますから。
まとめ
サプリメントは、あくまでも栄養補助食品です。
足りない栄養素を補うもので、メインの栄養になるわけではありません。
サプリメインの生活をしたら、カラダを壊しましたから。
飲んで痩せるサプリは存在しないので、ダイエットするなら運動と食事は必須です。
しかし上手に使えば、身体にプラスになります。
足りない栄養素や、必要なサプリの種類や量もチェックできる。
そのような視点で見ることが、賢いサプリメントとの付き合い方です。