周辺視野を広げるメリットは、身体の緊張が取れて動きがスムーズになります。
眼を酷使する生活をすると周辺視野が狭くなり、脳が過活動になり身体は過緊張を起こします。
- 身体が硬くなる
- 姿勢が悪くなる
- 思うように身体が動かない
- 疲労が慢性化している
このような悩みを解消していきます。
周辺視野を広げるメリット
カラダの硬さや緊張が取れます。
眼は脳と密接な関係にあり、運動神経と関わる感覚器官とも関連があります。
視野の問題は運動神経以外に、筋肉の緊張の原因になります。
あなたにも心当たりがありませんか。
専門的にやると特別な器具が必要になる場合がありますが、ここでは自宅でできるビジョントレーニングに限定して紹介します。
あなたの視野はどうでしょうか?
両手を真横に広げて、親指を立てます。
顔を正面にして、左右の親指が見えるかを確認しましょう。
周辺視野は170度くらいは見えるはずなので、見え方をあらかじめ確認しておきましょう。
周辺視野を広げる3つのメリット
周辺視野が広がると、3つのメリットがあります。
- 動きがよくなる
- 代償動作が減る
- ムダな緊張が減る
結論を言うと、運動神経は視覚の影響を受けやすいのです。
【補足】視力は適切ですか?
補足として、視力は悪くなってませんか?
運動神経の向上には、静止視力の矯正が最も確実だとされています。
メガネやコンタクトなど視力の矯正で、視野が改善することもあります。
大前提として、まずは視力に問題ないかを確認しましょう。
ではここからは、視力が矯正されているとして話を進めていきます。
周辺視野を広げるトレーニングメニュー
ビジョントレーニングの目的は、視野と運動機能の結びつきを高めること。
なので動きながらできるトレーニングを紹介します。
紹介するトレーニングは3つ。
- ウォーキング
- ハイハイ
- ダブルボールキャッチ
運動神経をよくする土台作づくりになります。
では順に解説していきます。
ウォーキング
景色が流れているのがポイントです。
ジムにあるトレッドミル(ウォーキングマシン)では、景色が流れません。
さらに重要なのが、腕をふること。
自分の身体が視野に入ると、必要最低限の緊張で動くことができます。
空間認知が高まるので、自分の位置情報を認識できます。
ハイハイ
自宅でできるのと、ウォーキングのリグレッション(負荷を下げる)になります。
神経や感覚も含めて、全身を統合させる目的で行います。
赤ちゃんが、なぜハイハイするのか?
運動機能を高めるためです。
カンタンな動きですが運動効果は高く、「再教育」と言う目的で行います。
ダブルボールキャッチ
最後、ちょっとだけ専門的なトレーニングになります。
- 顔を正面に向けて2つのボールをキャッチ
- 1を歩きながら
- 1をハードルを越えながら
とくに3は、ボールを気にしながらハードルに脚が引っかからないようにするため、かなり難易度が高いです。
まとめ
運動神経は、視覚に頼る部分が大きい。
ちゃんと視野が確保できているのか?
- 両手を横に広げて見えるか
- まばたきの回数
- ドライアイ
など生活習慣からもチェックしてみましょう。
紹介した運動は3つ。
- ウォーキング
- ハイハイ
- ダブルボールキャッチ
運動神経をよくする土台をつくります。
- 動きがよくなる
- 代償動作が減る
- ムダな緊張が減る
筋肉だけでなく視野を鍛えて、スムーズに動ける身体にしましょう。
運動神経に関わる前庭覚も一緒に鍛えるとより効果的です。