運動神経が悪いのには、2つ理由があります。
- コーディネーションの問題
- 感覚器官の問題
この記事で紹介するのは、感覚器官の問題について。
ビジョントレーニングとも呼ばれ、周辺視野を広がると運動神経をよくすることができます。
- スマホ
- パソコン
- iPad
- ゲーム
目を酷使する生活をしてませんか?
1点集中すればするほど、視覚の緊張や視野が狭くなっていきます。
- まばたきの回数が少ない
- ドライアイ
と言う方は要注意。
視野の問題は運動神経以外に、筋肉の緊張の原因になります。
あなたにも心当たりがありませんか。
専門的にやると特別な器具が必要になる場合がありますが、ここでは自宅でもできる方法に限定して紹介します。
周辺視野のチェック
両手を真横に広げて、親指を立てます。
顔を正面にして、左右の親指が見えるかを確認しましょう。
周辺視野は170度くらいは見えるはずなので、見え方をあらかじめ確認しておきましょう。
周辺視野を鍛える3つのメリット
視運動がよくなると、3つのメリットがあります。
- 動きがよくなる
- 代償動作が減る
- ムダな緊張が減る
結論を言うと、運動神経は視覚の影響を受けやすいのです。
視覚の問題が機能障害を起こす
感覚情報で視覚が占める割合は78%。
- 聴覚8%
- 体性感覚7%
- 運動7%
大脳皮質の27%を占め、他の器官と比べて支配的なりやすいのです。
オンラインパーソナルのデメリット
結論を言うと、距離感がつかめないと動きを再現できません。
画像だと立体的に見えないので、奥行きを認識しづらいのです。
つまりお手本をみても、うまくできない可能性があります。
YouTubeやインスタライブなどでレッスンを受けたことはありませんか?
もし「動きがよくわかならない」と感じたなら、視覚の原因があるのかもしれません。
【補足】視力は適切ですか?
補足として、視力は悪くなってませんか?
運動神経の向上には、静止視力の矯正が最も確実だとされています。
メガネやコンタクトなど視力の矯正で、視野が改善することもあります。
大前提として、まずは視力に問題ないかを確認しましょう。
ではここからは、視力が矯正されているとして話を進めていきます。
ビジョントレーニングメニュー
ビジョントレーニングの目的は、視野と運動機能の結びつきを高めること。
なので動きながらできるトレーニングを紹介します。
紹介するトレーニングは3つ。
- ウォーキング
- ハイハイ
- ダブルボールキャッチ
運動神経をよくする土台作づくりになります。
では順に解説していきます。
ウォーキング
景色が流れているのがポイントです。
ジムにあるトレッドミル(ウォーキングマシン)では、景色が流れません。
さらに重要なのが、腕をふること。
自分の身体が視野に入ると、必要最低限の緊張で動くことができます。
空間認知が高まるので、自分の位置情報を認識できます。
ハイハイ
自宅でできるのと、ウォーキングのリグレッション(負荷を下げる)になります。
神経や感覚も含めて、全身を統合させる目的で行います。
赤ちゃんが、なぜハイハイするのか?
運動機能を高めるためです。
カンタンな動きですが運動効果は高く、「再教育」と言う目的で行います。
ダブルボールキャッチ
最後、ちょっとだけ専門的なトレーニングになります。
- 顔を正面に向けて2つのボールをキャッチ
- 1を歩きながら
- 1をハードルを越えながら
とくに3は、ボールを気にしながらハードルに脚が引っかからないようにするため、かなり難易度が高いです。
まとめ
運動神経は、視覚に頼る部分が大きい。
ちゃんと視野が確保できているのか?
- 両手を横に広げて見えるか
- まばたきの回数
- ドライアイ
など生活習慣からもチェックしてみましょう。
紹介した運動は3つ。
- ウォーキング
- ハイハイ
- ダブルボールキャッチ
運動神経をよくする土台をつくります。
- 動きがよくなる
- 代償動作が減る
- ムダな緊張が減る
スムーズに身体が動くようになったら、しなやかに動けるようにしましょう。
運動神経をよくするコーディネーションのトレーニングになります。
三半規管もトレーニングすると、さらに効果的です。
