カラダが硬い原因は“視野の狭さ”?目と脳からアプローチするストレッチ法
ストレッチをしても柔らかくならない…それ、実は“目”の使い方が原因かもしれません。
現代人はスマホやパソコンで目を酷使し、視野が狭くなることで脳が過活動になり、体が緊張しやすくなります。
その結果、以下のような不調が現れます:
- カラダが硬くなる
- 姿勢が悪くなる
- 思うように動けない
- 疲れが取れない・慢性的なだるさ
この記事では、視覚にアプローチしてカラダの緊張をゆるめるトレーニングをご紹介します。
なぜ視野が大切なの?
視覚は脳にダイレクトに届く情報源であり、運動神経や筋肉の動きにも大きく関わります。
とくに「周辺視野」が狭くなると、脳が危険を感じて過剰に体を緊張させるため、柔軟性が落ちてしまうのです。
あなたの視野は広いですか?
両手を横に広げて、親指を立てます。顔は正面を向いたまま、親指が見えるか確認しましょう。見えづらい場合は、周辺視野が狭くなっている可能性があります。
周辺視野を広げる3つのメリット
- ムダな緊張が減る
- 動きがスムーズになる
- 代償動作が減り、姿勢も改善
つまり、「視野を広げる」ことで脳の負担が軽くなり、体が無駄な力みから解放されて柔軟に動けるようになります。
【補足】視力矯正はできていますか?
視野が狭いと感じたら、まずは視力矯正も見直しましょう。メガネやコンタクトなどで「静止視力」が整うことで、体の反応が大きく変わることがあります。
自宅でできる!視野を広げて柔らかくなるストレッチ
ここからは、視野と運動機能をつなげるビジョントレーニングを3つご紹介します。
- ウォーキング
- ハイハイ
- ダブルボールキャッチ
① ウォーキング
屋外を歩くことで「流れる景色」が視野を刺激します。腕をしっかり振って、視界の端に自分の手が入ることで、安心感と動きやすさがアップします。
② ハイハイ
赤ちゃんが行う「ハイハイ」は、視野・前庭感覚・全身運動を統合する優れた動作です。床に近い姿勢は安全で、緊張をほぐしやすいのもポイントです。
③ ダブルボールキャッチ
両手でボールをキャッチしながら、正面を見るトレーニング。視野・集中力・身体操作が連動し、動作全体がスムーズになります。
まとめ
「カラダが硬い」は筋肉だけの問題ではありません。
- 視野が狭いと脳が過活動し、体が緊張
- 視野を広げることで動作がスムーズに
- 周辺視野 × 運動の連動で柔軟性アップ
ストレッチしても変わらない方は、“目と視野”からアプローチしてみましょう。
▼ さらに効果的にしたい方は、三半規管や前庭感覚のトレーニングもおすすめです: