周辺視野を鍛えて運動神経をよくするビジョントレーニング

コンディショニング

運動神経が悪いのには、2つ理由があります。

  1. コーディネーションの問題
  2. 感覚器官の問題

この記事で紹介するのは、感覚器官の問題について。

ビジョントレーニングとも呼ばれ、周辺視野を広がると運動神経をよくすることができます。

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目を酷使する生活をしてませんか?

1点集中すればするほど、視覚の緊張や視野が狭くなっていきます。

  • まばたきの回数が少ない
  • ドライアイ

と言う方は要注意。

視野の問題は運動神経以外に、筋肉の緊張の原因になります。

あなたにも心当たりがありませんか。

専門的にやると特別な器具が必要になる場合がありますが、ここでは自宅でもできる方法に限定して紹介します。

周辺視野のチェック

両手を真横に広げて、親指を立てます。

顔を正面にして、左右の親指が見えるかを確認しましょう。

周辺視野は170度くらいは見えるはずなので、見え方をあらかじめ確認しておきましょう。

周辺視野を鍛える3つのメリット

三半規管のトレーニング

視運動がよくなると、3つのメリットがあります。

  1. 動きがよくなる
  2. 代償動作が減る
  3. ムダな緊張が減る

結論を言うと、運動神経は視覚の影響を受けやすいのです。

視覚の問題が機能障害を起こす

感覚情報で視覚が占める割合は78%。

  • 聴覚8%
  • 体性感覚7%
  • 運動7%

大脳皮質の27%を占め、他の器官と比べて支配的なりやすいのです。

オンラインパーソナルのデメリット

結論を言うと、距離感がつかめないと動きを再現できません。

画像だと立体的に見えないので、奥行きを認識しづらいのです。

つまりお手本をみても、うまくできない可能性があります。

YouTubeやインスタライブなどでレッスンを受けたことはありませんか?

もし「動きがよくわかならない」と感じたなら、視覚の原因があるのかもしれません。

【補足】視力は適切ですか?

補足として、視力は悪くなってませんか?

運動神経の向上には、静止視力の矯正が最も確実だとされています。

メガネやコンタクトなど視力の矯正で、視野が改善することもあります。

大前提として、まずは視力に問題ないかを確認しましょう。

ではここからは、視力が矯正されているとして話を進めていきます。

ビジョントレーニングメニュー

インフィニティウォーク

ビジョントレーニングの目的は、視野と運動機能の結びつきを高めること。

なので動きながらできるトレーニングを紹介します。

紹介するトレーニングは3つ。

  • ウォーキング
  • ハイハイ
  • ダブルボールキャッチ

運動神経をよくする土台作づくりになります。

では順に解説していきます。

ウォーキング

景色が流れているのがポイントです。

ジムにあるトレッドミル(ウォーキングマシン)では、景色が流れません。

さらに重要なのが、腕をふること。

自分の身体が視野に入ると、必要最低限の緊張で動くことができます。

空間認知が高まるので、自分の位置情報を認識できます。

ハイハイ

自宅でできるのと、ウォーキングのリグレッション(負荷を下げる)になります。

神経や感覚も含めて、全身を統合させる目的で行います。

赤ちゃんが、なぜハイハイするのか?

運動機能を高めるためです。

カンタンな動きですが運動効果は高く、「再教育」と言う目的で行います。

ダブルボールキャッチ

最後、ちょっとだけ専門的なトレーニングになります。

  1. 顔を正面に向けて2つのボールをキャッチ
  2. 1を歩きながら
  3. 1をハードルを越えながら

とくに3は、ボールを気にしながらハードルに脚が引っかからないようにするため、かなり難易度が高いです。

まとめ

運動神経は、視覚に頼る部分が大きい。

ちゃんと視野が確保できているのか?

  • 両手を横に広げて見えるか
  • まばたきの回数
  • ドライアイ

など生活習慣からもチェックしてみましょう。

紹介した運動は3つ。

  • ウォーキング
  • ハイハイ
  • ダブルボールキャッチ

運動神経をよくする土台をつくります。

  1. 動きがよくなる
  2. 代償動作が減る
  3. ムダな緊張が減る

スムーズに身体が動くようになったら、しなやかに動けるようにしましょう。

運動神経をよくするコーディネーションのトレーニングになります。

三半規管もトレーニングすると、さらに効果的です。

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