結論、つまんでゆするだけで、効果を出すのは難しい。
あくまでアシストスキルであって、メインスキルではないからです。
つまぷるって筋膜リリースと同じ。
私もトレーニング指導で筋膜リリースをしますが、「ほんの少し変化」が出るだけです。
つまぷるだけで終わらせれば、元に戻るのも早い。
だからこそ、変化があるうちに、さまざまなエクササイズを行います。
ちなみに筋膜リリースだけで効果を出そうとした知人は、皮膚が炎症を起こしてしまい病院に行くハメになっていました。
長くやるものではないので、つまぷるだけで効果を期待するのはおすすめしません。
「ほんの少しの変化」を生かせれば、大きな効果を出すことができます。
この記事では、つまぷる(筋膜リリース)を効果的に行う方法を紹介します。
つまぷる(的な)の効果
私も「つまぷる」のような筋膜リリースを取り入れることはあります。
肋骨が引き締まり、ウエストにくびれをつくる目的です。
たしかに即効でお腹がくびれるのですが、効果が持続しません。
即効性も大事ですが、長期にわたって効果を実感できることの方が大事。
もしあなたが「つまぷる」をやったけど効果を実感できていないなら、この記事を読む価値があります。
この記事では、つまぷるで効果を実感できない人向けに、ジムで効果を出してる方法を紹介していきます。
つまぷるは筋膜リリースと同じ効果
つまぷるは、セルフでできる筋膜リリースと言う位置づけです。
フォームローラーなどの器具だと、痛くてリリースできないときに有効です。
同じことを、つまんで行うのがつまぷる。
筋肉の表面がほぐれると、可動域が広がり痛みやコリが解消します。
固有受容器と言うセンサーを刺激するので、カラダの感覚も良くなってきます。
私のトレーニングだと、メンテナンスに当たる部分です。
つまぷるで効果が出る理由
よほど体が固まっていれば、最初のうちは劇的に効果が出ます。
不摂生してた人が、健康的な生活をしたときくらい。
現代人は運動不足により機能が低下して、身体が過緊張しています。
ストレッチやマッサージと比べて、簡単にできるので継続しやすいのが理由です。
何事も継続すれば、一定の効果が出るのです。
つまぷるより大事なこと
カラダが過緊張するような、ライフスタイルを見直した方がいいです。
- 長時間椅子に座る
- 頭が固定された姿勢
パソコン・スマホ・ゲームなどの、デジタル機器の長時間利用です。
血流が悪くなり、身体が固まります。
床に座るのはまだいいですが、人の身体はイスに座るようにはできていません。
全身の靭帯が緩むので、筋肉を固めることでカラダを守っているのです。
まずそういう生活習慣を改めるのが先です。
つまぷるで効果が出ない理由
身体操作の部分が欠けているからです。
せっかく可動域が増えても、トレーニングしなければ元に戻ります。
効果を持続するように、つまぷる→運動すると効果を実感しやすくなります。
つまぷるで痩せない理由
「〇〇するだけで痩せる」
みたいなのは本質ではないので、基本無視して問題ないです。
あなたが本気なのであれば。
つまぷるで体重が減らない理由
人間の身体は、原始時代から変わっていません。
今と違い、いつ食事をとれるかわからない。
だから食べられるときに食べて、体脂肪としてエネルギーを保存しておきたい。
その貴重なエネルギーがつまぷるで減ってしまったら、人類は生き延びられたでしょうか?
本当につまぷるだけで痩せたなら、相当な不摂生をしてのだと思います。
つまぷるで腹ペタできない理由
溜まってた脂肪が分散しただけです。
体脂肪は、全身均一に落ちます。
ただ脂肪細胞は均一についてないので、脂肪が多いお腹周りは余ってしまう。
それを他に散らすことで、脂肪を均一に落としている。
たしかに腹ペタできなくなはいけど、何もしないとすぐ元に戻ります。
つまぷるで終わらせないで、筋トレとセットにしましょう。
まとめ
つまぷるに、まったく効果がないわけでありません。
筋膜リリースで得られる効果はあります。
ただ即効性はあるものの、効果が限定的になりやすい。
トレーニングと組み合わせると、長期にわたって効果が持続します。
つまぷるで効果を実感できないなら、その後に運動をしてみましょう。
ウォーキングするだけでも、かなり効果は違ってきますよ。