カーブスやチョコザップなどのコンビニジムのデメリット

パーソナルトレーニング

カーブスやチョコザップなどのコンビニジムの特徴は、マシンで運動をすること。

運動不足を解消するのが目的なら、手軽にできてコスパも良い。

ただ何か目的があって運動するのであれば、目的が明確であるほどメリットよりデメリットの方が多い。

コンビニジムは、広く浅く運動するところだから。

バイトがつくったファミレスの料理と、シェフがつくった料理くらい差があります。

温めて皿にのせるだけでも料理と言えるし、なかには美味しい料理もあるけど専門性は感じられない。

マシンでやる運動を筋トレと言ってもいいけど、マシンの使い方を指導する人をトレーナーとは呼ぶのはどうかと思ってます。

説明書を読めば誰でもできるし、マニュアルを覚えればトレーニングしてない人でも指導できてしまうから。

私もジムスタッフの経験がありますが、使い方のわからない器具がけっこうありました。

教わって自分で使って覚えましたが、トレーニング指導と言えるかは微妙だなと思ってました。

筋トレがブームから文化になりつつあり、いろんな形態のジムが増えています。

どのジムが自分に合うかわからないお方もいるのでは?

そんな方向けに、コンビニジムと普通のジムとパーソナルジムの違いを説明していきます。

ちなみにパーソナルトレーナー歴20年、社員としてパーソナルジムと普通のジムに計5年の勤務経験があります。

コンビニジムと普通のジムの違い

規模が違います。

普通のジムは、ジムエリア・スタジオ・プール・お風呂とあります。

コンビニジムは、普通のジム簡易版。

ジムエリアだけと言う感じです。

広さも違うし、マシンの種類も違う。

コンビニジムはカンタンに運動できるマシンばかりですが、普通のジムはマシン+フリーウエイトエリアがあります。

マシンとフリーウエイトの違い

  • マシン→特定の筋肉だけを鍛える&カンタンにできる
  • フリーウエイト→マシン+周辺の筋肉&フォームが難しい

と言う違いがあります。

普通のジムとの比較:コンビニジムのデメリット

コンビニジムの最大のデメリットは、フリーウエイトを指導できるスタッフがいないこと。

それにより運動効果が限定的になってしまう。

マシンは動きが一定でカラダを固定されるので、使う筋肉・筋繊維・神経系の動きが一定になりやすい。

すぐに適応が起きて効果が頭打ちにあります。

普通のジムとの比較:コンビニジムのメリット

運動不足の解消やジム友に会いに行くのであれば、メリットはあります。

カラダを動かすことは、筋肉だけでなく脳やメンタルやストレスケアにも効果はありますから。

運動する人の裾野を広げるためにも、コンビニジムのようにライト感覚で通えるジムは必要です。

もっとトレーニングをやってみたいとなれば、普通のジムやパーソナルジムに通えばいいのですから。

コンビニジムとパーソナルジムの違い

トレーナーの専門性です。

器具の使い方を教える人とトレーナーは違うと話したのは、専門性の違いが明確だからです。

マシンでバリエーションを増やすことは難しく、個別に指導するのも難しい。

カーブスはスタッフがいるけど、チョコザップは無人営業です。

パーソナルジムとの比較:コンビニジムのメリット

個別指導や専門的な指導を受けられないこと。

指導力もありますが、マンツーマン指導するのは時間的にも環境的にも難しい。

決められたプログラムをやるか、自分で考えてやるのがメインになります。

パーソナルジムとの比較:コンビニジムのメリット

とにかく体を動かすのが目的なら、専門的な指導はいりません。

自分のペースで好きなようにできるし、みんなとワイワイできるので楽しく運動できます。

普通のジムとパーソナルジムの違い

人をみるか施設全体をみるかの違いがります。

パーソナルジムは、マンツーマン指導なので人をみます。

ジムスタッフは施設の安全管理がメインなので、個別に何かすることはありません。

あったとしても初回の人や、ほんの数分指導するだけ。

スタッフの専門性はピンキリで、パーソナル指導を兼ねてる人もいます。

個別指導になると有料で、会費と別に料金が発生します。

まとめ

最近増えてるコンビニジムについて解説しました。

結論を言うと、ライト層向けのジムです。

規模が小さく料金も安いので、運動できればいいくらいであれば十分。

体育館などの公共の施設と規模は変わらない。

ただ公共の施設は、地域によって初回講習が必要だったりと利用の仕方が面倒な施設もあります。

ライト層向けなので規模も小さく、運動効果もあまり期待はできません。

ジムに通いしたいけどガチ勢やストイックすぎてハードルが高く感じるなら、まずは手軽に始めるのも1つ。

良い悪いではなく、メリットとデメリットを理解して、あなたの目的に合わせて利用しましょう。